ナイフと旅行の事23 | okayohanのブログ

okayohanのブログ

書きっぱなしトレログ

ここはシチリア。かよ独り。

ホテルで目覚め、町へとくりだす。手にはカメラ。
かよな、仕事はそんとき、お土産やさんやったけど、
すごい憧れてる仕事があってな、

「著作権フリーのレンタルポジ」っていう
ちょいマニアックなしごと。
どっかの写真提供オリオンプレスとか見たことないかなあ?

写真って、誰かに頼まれて撮るもんやけど、
あらかじめ、必要な人を想定せずに、世界の写真を
ポジっていう印刷で当時抜群に強いフィルムで
レンタルする仕事やねん。
現在でいうたら、著作権フリーフォトCDみたいな。

カメラマンが商業写真とるときってな、
あらかじめお題が決まってたら、広告代理店の
にいちゃんと、クライアント
(そもそも写真を必要とする企業の広報)にはさまれて
シャッター押すのはカメラマンやけど、セットされた三脚を
お兄ちゃんたちに覗かせて、オッケーもらうっちゅう窮屈な
場面も多々あってんか。

それがな、レンタルポジは、あらかじめカメラマンが良かれと
思ったものを業者に預けておいて、よいと思った企業が
使うしくみ。 かよがたっくさんフィルムもってきたんは
そこに渡そうと思ったんもあるねん。フィルムのサイズとしては
ぼちぼちメジャーになりつつも、ちょい頼りない35mmやけど。

ここの読者にカメラ好きな人どんなけおるかとは思うが
そういう仕事には、もっと4の5が主流やけど
かよはまあ、えっかとふつうのフィルムもってきてた。

制約はあるねん。写真のどこにも、企業の名前が入ってないこと。

たとえば、海辺でビアジョッキ持ってるねえちゃんの
ジョッキにアサヒって書いてあったらアウトねんか。
モレッティでもあかん!


久々の引き締まった孤独にかよはそういう写真を
撮り続けた。

3泊ほどした。やっぱり晩御飯は前に出たナイフフォークセット。
昼間は、バールでグラニテっていう、レモンかき氷溶けかけみたいな
飲み物を好んで飲んだ。