前編からの続きです。

さて陣痛の波が強くなるのを待ちましたが中々強くなりません。

待てど暮らせど5~6分間隔でした。

なので子宮口も7~8センチ止まり…。

でもいつか来るだろうと淡い期待を抱いていましたが。

入院して4時間くらい経過して、先生と助産師さんが「このままだと体力を消耗する。陣痛促進剤を使用したほうがいい」と言われました。


「は?」とビックリしました。


2人目は楽だと聞いていたのに全然お産が進まないなんて。


やっぱり抵抗があったので、もう少し待ってもらうことにしました。


できることをやろうと部屋の中でマタニティビクスをしたり、階段の上り下りを20回繰り返しスクワットをしたり…。


でも陣痛は全然変わらず…。


時間は17時を回っていました。


分娩時に体力が無いほうがきついかなと思い促進剤を使う決意をしました。


しかし、夕食のメニューを見ると美味しそうだったので夕食を食べてから処置をしてもらうことに。


18時食事が出てきました。


牛のステーキなどすごくゴージャス!


ただ、メニューにはエスカルゴと書いていたのに無かったので「あれ?」と思いました。


と、この時点までは余裕綽々f^_^;


お腹も落ち着いたのでいよいよ促進剤を点滴。


すると即効性があってすぐに陣痛の感覚が短く傷みの山が長くなりました。


さすが日本の医療はすごいなんて感心している場合ではなかったのですが、少しビックリ。


このあたりから余裕は無くなっていきました。


ただひたすら痛い痛い(><;)


過呼吸を起こしたことがあるので呼吸の仕方には気を使いました。


助産師さんに「過呼吸を起こしたらどうするのですか?お産中に亡くなった人いないのですか?」


などと質問すると、


助産師さんは「過呼吸を起こしたらビニールかぶせるよ。死んだ人はいないねえ」とのこと。


一安心しました。


この助産師さん、聞いたら今までに1000例以上赤ちゃんを取り上げているベテラン助産師さんでした。


しかも昭和46年から現役!


それを聞いて安心して身を委ねました。


とはいえ、痛み最高潮に!


このあたりから前回の出産の記憶がよみがえってきました。


人から「産むときって痛いの?」正直覚えていなくって「うーん。生理通の100倍くらいかな?」と答えていたけど、そんなもんじゃなかったですね。


出産級の痛みなんてそうそう無いからどう形容していいかわからないし、第一思い出したくないから自然と抑圧しているのでしょうね。


死ぬ思いをしてとは正にこの事でした。


前回は陣痛が痛かったけど途中から痛みの感覚が弱くなって結局吸引分娩となりました。


この辺の記憶が葬り去られていたのですが鮮やかに思い出されました。


それを思うと「私の体は陣痛が弱い体質なのね」と妙に納得。


それとも先日の風邪のせいで体力が消耗されているので陣痛が弱いのだろうか?


よくわからないけど、まあ仕方が無い。


いよいよいきんでよい段階となりましたが、何せ体力が弱っていて赤ちゃんが中々出てきません。


ソフロロジー法を使う病院でしたが、私の体力では出せなかったのでラマーズ法を使い息を止めたときに先生がお腹の上に乗り赤ちゃんを押し出すことに。


痛みはMaxで私も疲れ果て「吸引してください!」といいましたが、助産師さんが「いやよ!ここまできたから自分で出すの!」と励ましてくれました。


10回位いきんだ時、赤ちゃんが出てきました。


「オギャー!オギャー!」


あー、赤ちゃんてすぐ泣くんだーとボーっと考えながら、一仕事終わったことに対して安心しました。


感動に包まれながら、この痛みはもう二度と経験したくないと思いましたね(^_^;)


(ま、前回も同じことを思ったはず…)


それから、世の中のお母さんてすごいなと改めて思いました。


仕事等でクヨクヨしていた自分がとってもちっぽけだと感じました。


命の前に人は皆すばらしい存在であると再認識。


そして、立ち会ってくれた先生・助産師さんもすばらしい。


私にはこの無二の精神は持てないなと感服!


夫も赤ちゃんが出てくる前に分娩室に入ってきました。


前回と違い一番きついときは席を外してもらいました。


長い時間付き添っていたからきついだろうと思って。


誕生の瞬間にいたからそれだけでよかったです。


しばらくすると激しい悪寒が私を襲いました。


体中に力が入っていたので赤ちゃんが出て力を抜いたから武者震いをしているとのこと。


「前回こんなのあったっけ?」と考えながらも寒くて寒くて30分は震えていましたね(゚_゚i)


その間看護師さんが写真を撮ったり、ビデオを撮ったり色々動いていました。


さすが個人病院はサービスが違いましたね。


落ち着いてきた頃、院長先生が「ベガ」という紅茶を振舞ってくれました。


聞くと北九州には売っていないことのこと。


さすがに妊婦はお酒で祝杯をあげれないので紅茶でということなのでしょうね。


甘い香りがするとのことだったけど、風邪で鼻が詰まっていたので全く香りがわかりませんでした(-"-;A


残念…。

今回の出産を振り返ると、


・風邪は引くべからず。お産は体力に左右される。


・出産前は睡眠を十分にとること。


・産まれないからと運動しすぎると体力を消耗する。


・吸引分娩は赤ちゃんに負担が大きい。(前回は赤ちゃんに黄疸が出てNICUに1週間入院していたが、今回はとても元気!)


・出産は年をとるごとにきつくなる。(前回より時間がかかっているし、体力の回復が遅い…。普通は2人目は前回より楽だと言うけど私はきつかった、人それぞれだとは思いますが…)


・個人病院はサービスがよい!


とまあこのような点でしょうか?


思い出したらまた綴っていきます。


忘れないために。


(ということは、あと一人産むって事かしら?今はまだ考えられないけど、もしその時がきたら役に立つようにね)