笑ってこらえて 呼出スペシャル!! | オカヨのブログ

オカヨのブログ

着物が好きなグルメハンター

食べるの大好き!
チーズ大好き!
着物大好き!
ちなみに、相撲好き!

最近、土俵の作り方とか、
相撲がテレビで紹介されることが多く
なってきたかな、と思います。


笑ってこらえて、という番組でも
取り上げておりました!

新コーナー ど派手の裏のヒーロー





所さん、ありがとう!



テーマ
「派手な大相撲を支える地味な人は誰だ!?」


スタッフがまず聞きにいったのが、この方




大横綱の白鵬関!

大相撲を支えるすごい人は?の質問に


「たくさんいるからな、誰かいいかな。
呼出、行司、つき人、いるけど、
その中でも、呼出さんかな」

白鵬からスタッフに
土俵は誰が作っているか?と質問すると
「知りません」と答えるスタッフに、





「日本人として駄目だね」と、渇!!


たしかに。
国技ですから、そのくらい日本の方に
知っていてもらいたいですね!


早速、呼出さんをたずねると、





でました!!
秀夫さん!

まだセットし終わってないって、
ほぼ、髪が…(笑) 可愛すぎ!


スタジオからも「可愛い~」の声。




一番偉い方は?

頭みてもらえばすぐ分かります(笑)との答え 




はい!
立呼出 秀夫さんです!!


呼出さんにも番付があります。
年功序列です。


秀夫さんともなると、
最後の結びの一番だけしかやりません。



副立呼出さん 拓郎さん





三役 呼出 克之さん




幕内呼出
琴吉 隆二 琴三




呼出さん





呼出さんは、下の名前のみです。
定員は、45名で、各部屋に所属しています。


今回、色々と紹介してくれたのは、
幕内呼出 重夫さん




ベテラン重夫さんの付き人をしているのは
幹夫くん!




今回は、秀夫さんとこの幹夫くんの
2人の呼出のかわいさが溢れていました。

まずは、大事お仕事
さて、白鵬関もいっていた、土俵作り

今回は、本場所ではなく、巡業バージョン





1日のみの使用になるので、土俵枠に
発泡スチロールとマットを土の使用量を減らし少し簡易的に。

といってもけっこう時間と手間はかかってます


柔らかいとお相撲さんが怪我しちゃうので、
土の上にセメントを少し混ぜるそう




と、説明する 十両呼出 光昭さん


巡業では、わらかじめ作ってある枠の中に
土とセメントを配合したものをうめこむ

(配合は、経験だそう!!)

タコという、丸い形をしたもので叩いて叩いて
圧縮していく

きれいになったら、円をえがく。

円のところに溝をほり、あらかじめ
作っておいた、24個の俵を埋める

オオタタキで叩いて綺麗に整えて出来上がり!






土俵がないと相撲は取れないので
お相撲さんには、ありがたい、そして
呼出さんの大事な仕事です。


呼出さんの仕事はこれのみではないです


相撲が始まるときに、「朝太鼓」をならします
朝太鼓とは、来てくれたお客様へのご挨拶。

巡業などでは、練習かねて若手がやることも。

幹夫くんがまかされました





頑張れ~


ちょっとまだ修行中の幹夫くん!
重夫さんに途中で変わられてしまうけど
また、交代したときリズム感が少し良くなった

ほかには、

「はね太鼓」というものがあります。

「明日もまた来てください」という意味の太鼓




本場所では、中継の最後にならすので
聞き覚えのある音です。
千秋楽と巡業はやりません。


太鼓のほかにも、仕事はいっぱい。

土俵入りの時の拍子木をならす!





こちらは、幕内呼出 吾郎さん


その合図とともに、お相撲さんが土俵にあがる


また、拍子木は期待と高揚を盛り上げる役目も

木で始まり、木で終わる
きがなければ、相撲は進行しないのです!

こちらも呼出さんの大事な仕事ですね。

拍子木は桜の木でできているそう。

それと、名前の通りの本業 「呼出」







幕内呼出 隆二さんと幸吉さん


手には白扇。

それをもちながら
ひが~し~ 逸ノ城~
などと、呼び出します。


呼出さんごとに声も歌い回しも違うので
聞いていて面白いですね。


間違えないように、手にはこんなもの。
「手持ち」というそうで、保険みたいなもの





指に丸めてはさみながら、
自分のが終わるとそこを折って先輩へ渡す。

若手はやはりまだチラッと見てしまうことが
多いそう。

そんな若手の幹夫くんも、
巡業でやっていました。




ひが~し~、チラッ

(笑)
バッチリテレビで映されちゃった!

まだ二年目!頑張ってね!

失敗したことはありますか?と質問され
「いや、もう数えきれません」と
答える幹夫くんが、かわいかった!


呼出さんは他にもたくさんお仕事があり
良く知られているのは、懸賞幕!




結びや注目取組の時はたくさんあるから大変でしょうね。


他にも
いつも土俵下で塩を準備したり

ちゃんと、毎朝、塩の目をそろえるそうで
そのお陰で綺麗な塩まきがみれるのですね







塩は土俵の邪気を祓うためにまかれます。
1日 45キロ
15日間で、650キロ が使われるそうです


力水の準備をしたり




こちらは、三段目呼出 悠斗さん

呼出イケメンズの1人です。



口をぬぐう 力紙は、
呼出さんが和紙を半分に切っているそう。




こちらは、序二段呼出 竜さん


それ以外にも、付き人から力士の座布団を
受け取りセットしたり、
親方の座布団を準備したり、
ある時は、マイクをセットしたり
いつも忙しいそう。

本場所以外でも、通常は
部屋の仕事もこなしたりもするのです。


もう一つ、呼出さんのお仕事 触れ太鼓!

土俵祭りのあと、街にでて太鼓をたたいて。





お知らせ
「相撲は明日が~初日~じゃぞ~」




この方は、十両呼出 大吉さん


取組
「日馬~富士には 遠~藤じゃぞ~ぃ」


注意
「油断で~は 詰まりますぞ~ぃ」 





(油断していると席が埋まってしまいますよ)
という意味だそう。


それが、色んなお店などをまわるので
夜の8時くらいまでやっているそう。

なかなか大変なお仕事ですね。


前食べに行ったお店でもやっているそうですが
生で聞いたことありません。
一度聞いてみたいなぁ。


そんな呼出さんについて、
重夫さんの所属する、ここのえべや九重部屋の
親方に聞いてみた


相撲協会にとって なくてはならない存在
縁の下の力持ち
一番大事な存在

とのこと。

大相撲を支えている沢山の方がいると
思いますが、呼出さんはかなり大きな存在。


うちの呼出さんは指折りの土俵作りがうまい




らしいですよ? (笑)

いつもながら、カッコいいです!

長くなってしまったけど、
一気にまとめてしまいました。

まだ、本場所の土俵作りがあるけど
ここまでに。