見上げれば、縦横斜めと
視界を遮る蜘蛛の糸
小さなため息落としては
諦めと言い訳ばかりを探す毎日

果てしなく広がる空は、
全てを許してくれるのに

あふれるほど夢を湛えた
心の先には、
七色の光が広がり
希望への道を照らしてた。

もう一度、
新しい虹が見えるように
赤く錆び付いた夢を流して
想いを空に飛ばそう

小さな空の隙間から射し込む
光がプリズム照らしてる

こぼれそうな涙をこらえた
瞳の奥には、
七色の光にあふれた
明日への道が続いてる。

その船の名はSHINE MAST
光る夜の海を泳ぎながら

輝ける白い帆に目一杯風を受け
時には穏やかな、
時には嵐の夜も、

超えてきた自慢の船。

その希望の名はSHINE MAST
心に灯を与えてくれるよ

出港の時間になれば、示し合わしたように
誰彼乗り込んで、
誰彼なく繋がった

大河へと大海原へと。

進め!進め!
何処までも遥か
夜を越えてゆけ

進め!進め!
果てしなく続く
旅の彼方へ
ふとしたきっかけで
壊れたようにみえたけど、
元々、一枚の
絵なんかじゃ無かったんだね。

引き寄せられるように
いろんな色の
ピースが集まって
きれいな絵を描いてたんだ。

つまづいてばかりいたけど、とてもきれいな
そう、僕らまるでパズルのようだった。
何度も何度も元に戻そうと

力任せに押し込んでは、
いびつに曲がり
散らばったピースは
きっと肩の力抜いて
笑い会えたなら、
いつかまた繋がるよ。



例えば、もう一度
合わさったパズルが
少しヘタクソな絵を
描いていたとしても、

いいでしょうそれはそれで。
みんなでまた笑おう。
今は、ただそう想って、
固い蕾を下げた桜の通りを歩いて行く。


ぶつかってばかりいたけれど、とても大切な
そう、僕らまるでパズルのようだった。
何度も何度も元に戻そうと

力任せに押し込んでは、いびつに曲がり
散らばったピースは
ふっと肩の力抜いて
笑い会えるまで、
その手に握ってて・・

散らばったピースは
きっと肩の力抜いて
笑い会えたなら、
いつかまた繋がるよ。

桜の花が開く頃、また逢いましょう。
幼き頃、見慣れた景色は
今は遥か遠く
ふと足を止め
色褪せた古い記憶を手繰り寄せる

まるで情を振り払うように
振り返りもせず家を出た
残された想いに気付かないフリして

ただ思うままに流れて
疑いもせずあの場所に立ってた。
やさしく見守るあの言葉にも
耳を塞いだこともあったんだ

否定も肯定も無く、
次々と色褪せる景色を見送り、
背を向けていた、HOME SWEET HOME
ずっと分かったふりしていたんだ
なにひとつ見えてなかったのに。


やがて新しい街では、
頑張る理由も見当たらず
無情に過ぎる毎日を
ただ眺めていた。

だけど、そんな日々もまた
遠く遠く色褪せていく

ただ思うままに流れて
やっと今この場所に立っている。
馴染めなかったあの言葉にも
今では心震わすこともあるんだ

否定も肯定も無く、
次々と色褪せる景色を見送り、
やっと気付いた、HOME SWEET HOME
やっと分かった今ならいえるよ
本当にありがとう。

否定も肯定も無く、
次々と色褪せる景色を見送り、
やっと気付いた、HOME SWEET HOME
やっと分かった今ならいえるよ
本当にありがとう。

この街に住む僕ら
今日は笑ってられたかな?
口笛吹いて見上げた空は
遠いあの日の茜雲

心傷つき、誰かを傷付け、
戻れない今日を過ごしてる。
無情に過ぎゆく毎日の中で大切なもの見失って。

だから今夜、壊れない夢を見よう。
大切なもの思い出して。

ゆっくりでいいんだ。
見上げた夜空に浮かんだ月が、
傷痕をやさしく照らしたら、
少し眠ろう。
今は、ただそれだけでいい。


僕らのつながりは、
そんなに強くはないけれど、
でも気になるんだよ。
笑った顔を憶えているんだ。

だから今夜、月が消えないうちに
この歌を歌っているよ

ゆっくりでいいんだ。
見上げた夜空に浮かんだ月が、
傷痕をやさしく照らしたら、
少し眠ろう。
今は、ただそれだけでいい。

今は、ただそれだけでいい。