突然ですが、
お子さんが困っているとき、どうしていますか？
以前の私は、
子どもが困っているときではなく
困る前に先回りして、
障害物をよける、みたいなことをしていました。
子どもが困らないように
良かれと思ってやっていたのですが
それでは
子どもの成長のチャンスをみすみす逃していたことになる、と分かり
とても反省しました。
命に危険がない限り「困る」という経験は必要です。
その時こそ
困ったときの対処法を学ぶ経験ができます。
何も困らずに一生生きていける人はいません(^^)
人は壁にぶつかって、初めて対策を考えます。
壁を越える
突き抜ける
遠回りする
いったん退却する
助けを求める
などなど方法はいくつもありますが、この経験を小さい頃からしていれば
恐らく壁はまだ低かったり薄かったりで、対処しやすいと思います。
自分で対処できた経験が、自分への信頼にも繋がります。
この経験を小さい頃からたくさんしていたら、
壁がだんだん高くなっても
経験を元に対応できます。
親は
子どもがSOSを出したとき、初めてサポートに入れば大丈夫！
我が子たちが社会人になってから、やっとそのことを知り
子どもたちの話から心配なことがあっても、変にアドバイスすることはせず
「ただ聴く」ことに重点を置くようになりました。
しっかり吐き出したら、意外にも子どもたちは自分で対策を考え始めます。
子どもの力を信じていいんだなと気付かされます。
子どもに辛い思いをさせたくない
という思いから
私のように良かれと思って
つい、転ばぬ先の杖を差し出していませんか？
母の役割は、子どもの自立を促すこと。
一歩下がって
一呼吸置いて
お子さんの力を信じ、
お子さんを見守ってみませんか？
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