江戸時代初期に岡山藩主、池田綱政によって造営された元禄 文化を代表する大名庭園で、偕楽園(水戸)・兼六園(金沢)と ともに日本三名園として並び称され、国の特別名勝に指定され ています。
1687年(貞享4年) 岡山藩主、池田綱政が岡山郡代官、津田 永忠に命じて造らせたもので、14年の歳月をかけ1700年(元 禄13年)に完成しました。
藩主が賓客をもてなした建物、延養亭(えんようてい)を中心と した池泉回遊式の庭園で、岡山城や周辺の山々を借景にして います。 城の背後にあることから江戸時代は「後園、御後園」と呼んで いました。 1871年(明治4年)、園内を一般開放するにあたり 後楽園と改めました。
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