もうすぐ9月9日ですね。9月9日と言えば、「救急の日」です。

 

「救急の日」を前にして、AEDを付録にした雑誌が発売されました。
それは、「幼稚園」って雑誌です。

 

AEDって、ご存知でしょうか?

 

AEDとは、【自動体外式除細動器】のことです。心臓がけいれんして血液を流すポンプ機能を失った時に、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための道具です。一般の方にも使用認められています。

 

使い方はとても簡単なんです。なんせAEDを起動させたら、説明の音声が流れてきて、説明の通りにすればいいのです。また、電気ショックが必要か必要でないかも、AEDが判断してくれます。

旭化成ゾーンメディカルと言う企業が、「もし、目の前で突然人が倒れた場合、あなたはその人に対し、胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDの使用などの救命処置ができると思いますか?」と言うアンケートを取りました。

 

結果は、できる:21.1%。できない:46.1%。わかない:32.8%。と言うものでした。

 

人が倒れた時の応急処置は早ければ早いほど、命が助かる確率が上がります。

 



上のグラフは応急手当と救命曲線の関係を表したグラフです。

 

人が倒れてから、すぐに応急手当をした場合は、50%つまり、2人に1人が命が助かる可能性があります。

逆に、10分人が倒れてから、何もしなかった場合は、10%以下つまり、10人に1人も助かる可能性が無くなります。

 

日本の場合、救急車を要請してから現場に到着するまでには、約10分が必要だと言われています。

そして、救急車を要請してから、応急手当をする場合としない場合では命が助かる可能性全然変わってきます。

 

「幼稚園」編集部の思い

 

 

最初のアンケートでもありましたが、今、人が倒れても応急手当を出来る人は約21%です。

少しでも、応急手当の重要性を知ってもらって、一人でも命が助かる可能性が増えるといいですね。