2014年に脳出血に倒れて、リハビリを経ての復活を遂げる。
 過去から今に至る周りとの交流、自身の発病から闘病の経緯等エピソードを丁寧に余韻を残してくれる語り口には、面白く読めてすんなりの読了。
 巻末の髙田郁の解説も読ませる。