食中毒には気を付けな | ある人の野球観戦記

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 愛媛県が15日に発表した事によると、西条市にある小松高校野球部員らが生活している小松石鎚寮で35人が下痢、腹痛等を発症、管轄する西条保健所が食中毒と断定した。寮内の食堂を19日迄の5日間の営業停止とし、衛生管理を徹底させる文書指導を行ったとのこと。

 事の次第は、11日21時半から12日の10時の間に、生徒・コーチら15歳から23歳の計35人が食中毒の症状を訴えて県内の医療機関を受診したもので、発症者が寮内の人間に限定されている事や共通している食事が寮のものに限られていることから、寮の食堂が原因の食中毒と断定したもの。寮は12日の昼食以後の営業を自粛している。入院患者はおらず快方に向かっているといい、四国大会を控えているというのにとんだ事になってしまった。まだ、会期の前だからよかったものの、会期中だったら目も当てられない話になっていて、大抵は遠征先の宿舎の食事なんでしょうが自分とこというのは目も当てられないところ。因みにこの寮というのは野球部のOB会が所有、運営している。

 過去には90年の選手権大会で高崎商が11人の食中毒をだして、間が悪いことに試合が直後の初日になってしまって敗退、98年の選抜では日本航空の3人が開会式に参加出来なかった事もある。

 因みに地方大会レベルだと、昭和28年鳥取市内での選手権東中国大会において、倉敷工業が集団食中毒を疑われる案件があったが、鳥取保健所は証拠が残っておらず食物検査がが出来なかったといい、原因は不明となっていしまい、試合は初戦敗退してる。