林家木りん『師匠!』文藝春秋社 | ある人の野球観戦記

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アマチュア野球観戦を主に取り上げている、雑記文です。







  笑点で告知していたり、テレビ番組で母親の壮絶な人生が特集されているなどで、注目されている若手落語家のリアルな落語家群像伝。
    なかなかお目にかかれない落語家の生活が見えるのもさることながら、木久扇師匠の偉大さや林家たい平師匠の凄さといった笑点では見られないところや落語界独特の慣習を知る上でも格好。
   著者がなぜ「木りん」となったのかは、大型落語家で背の高さからかろ思われたが、そこには深い意味があったのだ。
   爆笑しつつそれでいて面白さがシミジミとくるのだ。