亡き祖母との会話
おはようございます。
なぜかおばあさんとの会話を書きたくなりました。訛りが正確に表せるかどうか気がかりであり読者の皆様に伝わるかどうか?
祖母は痴呆症でしたが足腰は元気でした。
たけやんがふるさとのおばあさんに会いに行き翌朝のお話です
「たけやん、よう来たな。いつ来たんだ?」とお祖母さん
おばあさん、昨日来て挨拶しましたよとたけやん
「うんだか?婆さん、年取ってしまったは。わからねな」とお祖母さん
近くにいた叔母が「祖母さんは、たけやんを覚えているだか」
「うんだ。」とお祖母さん
さらにおばが「祖母さん、この人誰だか?」
お祖母さんが「見たことあるだども、わからねな」
この人とはたけやんの父のことです
「祖母さん、博さんだ」と叔母さん
「うんだ、博だ、博よく来たなは」とお祖母さん
何年振りかで父とたけやんがふるさとに行った時でした。
お祖母さんにとって、我が子 博 は記憶に残らず
孫のたけやんが記憶に残っていました。
父はがっかりしていた様子でした。
孫のたけやんは忘れることができないできごとでした。
それから数年後、祖母は他界しましたが
納骨の時は孫の中でたった一人、ふるさとに行きました
真夏の暑いときでしたが、仕事の段取りをして列車に乗って行きました。
他の孫の姿は無く寂しい限りでした。
90歳、大往生で、ふるさとでは御詠歌を詠って弔い
飲食が供養となり酒盛り状態でした。
たけやんの住む町は悲しみで静まりかえっていますが、ふるさとの習慣はお祭り騒ぎで
次々と弔問者が来る度に 弔い酒を振る舞い、その違いに驚きました。
たけやんが苦しくなると、おばあさんとの数々の会話が思い出されます
おばあさんは天国から「たけやん、元気だか」といつもあの笑顔で励ましてくれます。
