こんにちは。

今日から7月です。
今年ももう半年終わったんですね。
早い…早すぎる…
毎日を一生懸命努めます。

いよいよ始まります現代民芸展。
7月6日金曜日より岡山天満屋にて
開催いたします。
松本民芸家具の中四国地区唯一で
最大級の展示即売会であることも
大きな特徴ですが、今回はもう一つ
お楽しみがあります。

『ラオス レンテン族の豆敷千枚』

photo:01



ラオス レンテン族の人たちがつくる
この豆敷き。ひとつひとつに表情があり、素晴らしい品物です。
今回の民芸展ではこの豆敷きを、谷さんのご厚意で、なんと1000枚!一度にご覧いただけるようにしました。
ラオスも近代化が進みこのような仕事がいつまで続くかわからない状況です。この機会に是非お手にとってお気に入りの一枚、いや五枚、いや十枚を探しにきてくださいね!

最後に谷さんからのメッセージを引用させていただきます。

売りやすい気軽な商品をつくらねば
という必要に迫られて生み出したのが
この豆敷です。
この豆敷が生まれるには、いくつかの
きっかけがありました。
レンテン族のおばあさんが刺繍をした
布を私のところに持ってきて「私はもう年をとって布を織ることはできない
けれどこういう刺繍ならまだできる。
私にでもできるような仕事をユキコ
考えてくれ」と言われたこと。
GalleryONOさんのおざぶガベが私は
大好きですが、一枚一枚みな違ってそれぞれが楽しい。そんなお仕事をお手本にしたいと思っていたこと。
小さなコースターのような大きさの
ものに、みんな好きに刺繍をしてもらおう。みんな違ったものができてくる
だろうし、凝ったモノや雑なモノ変な
モノ いろいろできるだろうから買う
ときには値段を考えよう。作るみんな
も刺激になっておもしろいだろう。。

そんな気持ちではじまりました。

最初は恐る恐る始まった仕事でしたが
これは作る側にとっても気軽で歓迎す
る仕事だったようです。
畑仕事に出掛けるのにポケットの中に
小布と針と糸。肉体労働の合間の休憩
にちょこちょこっと縫う。
お菓子代、たばこ代、ちょこっとお金
が欲しいとき、豆敷を縫えばいいんだ。
と思ったのか、豆敷に関しては私が
頼みもしないのに作り手がどんどん
増えていき、子供も、おじぃさんも
おばぁさんも、おじさんも作ります。
赤いバラの花のような色っぽい刺繍。
意外にもそういすのがおじさん作
だったりするんです。

今回、民芸展のために1000枚ご用意
しました。ぜひ手にとって、一枚一枚
お楽しみいただきたいた思います。

谷由起子



谷さん、根本さん。
ありがとうございます。
楽しみながらがんばります。



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