今回は数Ⅱより不等式の表す領域について扱います。

今までは座標平面上に、方程式をもとに直線・放物線・円を描いてきました。

ということで、方程式(=)が表すのは「線」であるというイメージを持ってください。

すると不等式(< や >)は、「線」から離れたところを表すことが考えられるのではないでしょうか?

 もっと細かく言うと、例えば直線の方程式 y = ax + b の (x,y) は直線上の点を表しています。

つまり直線上の y 座標は ax + b で表されているということになります

 それに対して、不等式 y > ax + b を見てみると、この不等式の y は直線上の y 座標である ax + b よりも大きいということになります。よって不等式 y > ax + b の表す領域は直線よりも y 座標の大きい部分となります。

 こんな感じで方程式(=)と比べてみると、不等式(< や >)が表す領域がわかります。

領域の形を覚えてしまった方が手っ取り早いのですが、忘れたときの思い出しの方法として参考にしてみてください。

 以下に不等式の表す領域を紹介します。確認が済んだら問題を解いてみて下さい。

 いかがでしたでしょうか?

イメージさえできてしまえば特に難しくはないですね。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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