幼い頃から

イジメや仲間外れに

されることが多かった。





「女」だとか「オカマ」だとか

心無い言葉で罵られ

笑われたり、馬鹿にされた。




幼いながら

とても心が傷ついていたんだなぁと。




ある日突然、

友達全員から無視された時、

いじめの理由を聞くと




「お前が女っぽいから仲間から外そうってなった。」




と言われ



「あぁ………私が女っぽい、女々しい性格だからこんな酷い目にあうんだ」




って素直に感じた。







私は生きているだけで人を不快にし、

嫌われてしまう人間なんだと思った。










そこから仲間はずれにならないように

他人の顔色を伺うようになった。





嫌われないように

いじめられないように

仲間はずれにならないように




相手の評価を常に気にしている。

相手を褒め、

相手の話を注意深く聞き、

相手の良い理解者になろうと務めた。












大人になって

嫌味を言ってくる奴には

逆に嫌味をお見舞いするし、



嫌がらせしてきたら

直接話をつけて

闘うようになった。



けど、日常の中で

やはり他人の評価や顔色を気にしすぎる癖は抜けない。




ある時、仕事仲間に

𓏸𓏸さんって気が抜けない性格ですよね。

って言われて、



こういうトラウマがあるから

気が抜けない性格になったのかなって

思った。



他人の評価を気にしない!!

って宣言したところで

癖も治らない。



そんなに簡単に消えてなくなるモノでもない。



仕事の中で気を遣いすぎて

疲れないように

リラックスできる瞬間を

自分なりに作っていこうと思う