太田市の基幹産業の輸送機器関連産業は部品が揃わず、100%操業に至っていない。現在50%操業と聞いている。ある東証1部上場の飲料メーカーは今後予想される計画停電や電力不足に備え、主力工場を急きょ名古屋方面に移したようだ。乳製品メーカーではヨーグルトの容器が茨城県から入荷せず製品化できず出荷できない状況である。また、建築関係では電力会社からの通電がなされず引き渡しが遅れていると聞いている。

今後下半期に計画されている予定納税の納付も厳しく、来期の法人市民税収入の大幅な落ち込みも予想される。このような状況ゆえ、今回の市議会議員選挙は大変重要な選挙になるはずである。経済問題が良く分かる議員、経済指標が良く読める議員を選出しなければならない。

また、太田市はひとり暮らしの高齢者が4,160名、高齢化率が19.6%。(県内では高齢化率が最も低い市)我が国では年間32,000人の孤独死が、高齢化問題では2030年には3人に1人が65歳以上の高齢者時代を迎える。福祉問題だけでなく将来を担う今の子ども達の教育が今こそ大変重要になってきている。私は教育問題の質問をたびたび実施して来た。今後も続けたいと考えている。

議会関係では昨年1年間で1度も一般質問をしない議員が34.2%すなわち38人中13名いるという事実だ。税金の無駄使いともいえる。議会の様子をインターネット配信やケーブルテレビで放映する事により広く市民に議会の様子をお知らせすべきだ。質問権を放棄している議員は税金の無駄使いである。有権者の皆様の正しい視線で市民のために働ける議員を選んで欲しい。全国の自治体でも遅れている太田市議会ではあるが改革していきたい。以上の事を
30カ所以上の街頭演説で訴えて来た。