太田市教育委員会は東日本大震災に伴う福島原子力発電所の状況から、市内小中特別支援学校及び商業高校を3/16休校にした。また、15日は午後より一斉下校にした。

福島原発から関東地方に高い放射線量が計測されたからだ。今後は原発関連ニュースに注視したい、米欧中ソなど海外からも注目されている。当初の甘い予想から厳しい現実へ。国民は厳しい目線で見守っている。電気事業者や国の情報公開を問題視する声もある。

また、福島原発3号機付近で400ミリシーベルトの放射線濃度を検出したとの報道があった。自然界から平均して年間約2.4ミリシーベルト(宇宙から0.39、大地から0.48、食物から0.29、空気中のラドンなどから1.26ミリシーベルト)を受けている。また、X線検診の場合1検査当たり約0.05ミリシーベルトの放射線を浴びることになる。

原発周辺で受ける放射線量は年間0.05ミリシーベルト以下を目標としている。法令では年間1.0ミリシーベルト以下ということだ。3号機付近で400ミリシーベルトの放射線濃度がいかに高い濃度か。危険極まりない。