10月15日太田市学習センターで人権問題研修会が実施され、講師に南雲明彦氏をお迎えし「LD(学習障害)は僕のID~認め合うことで見えてくる風景」を聴講しました。小4の時から「読み書きがうまく出来ない」という困難に苦しみ、不登校や引きこもり、自傷行為を10代後半に経験し、LD(学習障害)の読み書き困難であることを知ったようです。日本で39万人、欧米では10%位いるそうです。

高校時代は2年生の夏休みをどう乗り越えて行くか漠然とした不安が広がってきたようです。現状から逃げたい、すがりたいという気持は覚せい剤行為もいじめも同じで、その根っこは同じだと思います。と南雲先生。大人たちの固定概念、すなわち「昼間、子供は学校に行っているはずだ」…その事がますます外に出づらくなり、ひきこもり、さらに居場所探しへ…。
その後カウンセラーや精神科医との出会いにより、心が安定して来たようです。

太田市内の学校にはカウンセラーの配備がまだまだ少ないようです。その環境整備を急がねばなりません。
要はお互いが認め合う事だと思います。このことが最も大切だと思います。南雲先生も全く同じことを言ってました。
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