道を歩き
つまずくは常なり。
いささか心を
労するに及ばず。
     毛利元就 戦国武将
 
 「三本の矢」の逸話も知られる元就。あるとき彼は、ヘマをして平謝りする部下をこう慰めたという。人は必ずつまずく生き物である。だがそれはごく普通のことなのだ、と。ミスはしないに越したことはないが、元就はあって当然と考えている。問題は、必ずつまずく自分とどう向き合うか、どう挽回すればいいか、ということなのだ。
 
 
毛利元就