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本開局は2016年4月11日だが、一部チャンネルは同年3月1日から先行配信が行われた[2][3]。「AbemaNews」を筆頭とする各種オリジナル番組制作にテレビ朝日が参加して、2016年4月以降は同局の『お願い!ランキング』がAbemaTVの配信と連動している[4]。2017年4月にビデオオンデマンド方式のサービス「Abemaビデオ」を開設した。2020年6月には都度課金方式のサービス「ペイパービュー」を開設し、2020年12月にレンタルサービス方式の「ABEMAストア」を開設した。

 

インフラにはシステム本体にGoogleGoogle Cloud Platform(GCP)、広告など連携するシステムにAmazon.comAmazon Web Services(AWS)[5]・GCP・プライベートクラウド、GCPが配信する番組の動画データにアカマイ・テクノロジーズのAkamai CDNを用いている[6]。2017年時点ではAbemaTVはGCP、FRESH!はAWSをメインに使っている[7][8]。コスト面でも2017年5月の時点で「インフラコストは月数千万円程度で、全体コストに対する比率は約3%に過ぎない」と、サービス規模に対し低廉な水準に収まっているとしている[9]

 

2016年から2021年にかけて週間視聴ユーザーが500万人から1500万人の3倍になっているが、先行投資における赤字が続いており、黒字化への課題もあるとされており[10]東洋経済新報によると、AbemaTV売上高の半分近くを「本業」であるABEMAの月額課金やコマーシャルによる収入ではなく、本サービスで配信している公営競技中継と連動したギャンブル事業「WINTICKET」などといった、「副業」の周辺事業が稼いでいると2023年4月に報じられている[11]

 

2022年現在、アニメ・ニュース・バラエティ・恋愛番組・スポーツ・格闘技の順に視聴されている。

開局まで

テレビ朝日最高経営責任者早河洋とサイバーエージェント社長の藤田晋が、酒席で意気投合して2015年4月1日に藤田を代表として設立。“全て無料のインターネットテレビ局”と称してCSデジタル放送のように多数の専門チャンネルを並行して配信している。利用は無料で広告収入によって運営されている。合弁会社設立当初は定額制課金を計画していた[12]
 
藤田は福井県鯖江市出身であるが、その福井県内のテレビ局がNHK(日本放送協会)を含め、3局(4チャンネル分)[注 2]しかないという現状から本サービスを立ち上げることに至ったことを2023年2月に明らかにしている[13]
 

名称の由来

サイバーエージェントは従前から自社サービスのブランド名として「Ameba」を用いているが、「AmebaTV」はカナダの企業が別サイトで使用しており[14]、「10年以上続く「Ameba」と違う新しさがありながら、「Ameba」の延長であることも伝えたい」[14] ためにマスコットキャラクターの「Abema」から「AbemaTV」とした[15][16]。この名称は「覚えにくい・発音しにくい・間違えやすいの3点セット」「正直言って、半分くらい後悔しています」と藤田はブログに記している[14][16]。その後は『「逆さ読みにするとAmebaになる」という理由で採用した』[17] という発言もしている。
 
2020年4月、開局4周年記念に加え、テレビ型のストリーミングだけでなくオンデマンド配信などサービスが多様化していることなどを理由に、サービスブランドを大文字の「ABEMA」に改めた[18]