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相武 紗季(あいぶ さき、1985年6月20日[1] - )は、日本の女優。旧姓、同じ。結婚後の姓は非公表。既婚で2子の母。兵庫県[1]宝塚市出身[2][3]。ボックスコーポレーション所属。
父は元アメリカンフットボール選手[4]、母は宝塚歌劇団卒業生の朱穂芽美[5]、姉は元宝塚歌劇団星組娘役の音花ゆり[6]。
来歴・人物
中学から高校2年生までは地元の中高一貫教育校である雲雀丘学園中学校・高等学校に通学し[7]、中学生の時は水泳に没頭していたが、幼稚園の頃から幼馴染の木南晴夏が夏の高校野球PR女子高生に選ばれ、彼女を見るためにテレビを見ていたところ、高校野球に夢中になる[8]。高校球児に会いたい思いで2002年朝日放送「夏の高校野球PR女子高生」へ応募し、およそ1000人から選出される。帰省中のマネージャーが地元テレビで放送されていた当該PRビデオを目にしてスカウトし、芸能活動のため上京する。2003年、『WATER BOYS』(フジテレビ)で女優デビューする[9][注 1]。
2004年から出演していた「ミスタードーナツ」CMでは、タカアンドトシとのコミカルな掛け合いで話題を呼ぶ。女優業では『17才夏。〜屋上ガールズ〜』(ABCテレビ)、シナリオ登竜門大賞受賞作『なつのひかり。』(日本テレビ)など単発ドラマで主役を演じ、「よるドラシリーズ」新規作品最終作『どんまい!』(NHK総合)で連続ドラマ主役を初めて演じ、以降「CM女王ランキング」などに名を連ねる。演技を学んでいたアクターズクリニックで監督塩屋俊の目にとまり、映画『ビートキッズ』で初ヒロインを演じる。