こんばんは!

今日はバタバタの1日でした

貸し出しさせて頂いていたギターたちが帰ってきたのですが、弾いてびっくり。

出来たてホヤホヤの時より3か月弾いてもらった今は全然違うモノになっていました。
「弾く」と言うエージングは凄いですね!

さて、今日の進捗は.....

■000-18(オーダー品)

バックの割れどめを接着、かまぼこ型に削りました



僕はこんな感じのサンディングブロックを作って
削っています

■00-18(プレゼント企画用ギター)

ブリッジ接着部分の塗装を剥いで

穴あけ

ブリッジを仮止めして
厚い(重い)ものと薄い(軽い)もので音を比べてみました。

この状況でタッピングして聞き比べ

やっぱり重さで若干変わりますね。
スペクトルも聴感でも違いがあります。

固有振動数は、
重いと低く、軽いと高くなるのは当然ですが💧

とりあえず、重いブリッジを接着して、
音を確認しながら削っていく方向で進めます



■膠とタイトボンド比較検証続き

炎天下の車内で放置したら、強度はどうなるのか?

今日の車内はこのくらいでした

朝から15時まで車内放置後
すぐに剥離試験をすると

膠① 4.48kgf
膠② 4.50kgf
タイトボンド①5.08kgf
タイトボンド②4.68kgf

破断面をみるとどちらの接着剤も木材が壊れています。
※「二、タ」は細長い方の木材に書いたものですが木材が破断しているので、ベースの板に字が残っています。

なので、どちらの接着剤も、木材の強度よりも強い事になります。(=同程度)

前回は常温で測定したのですが、
高温でも変わらない結果となってしまいました...

予想では、膠は熱弱いのではないか?と思っていたんですけどね💧

※注意 
だからといって、ギターを車内放置は絶対にやめましょう🙇‍♂️

そして、数週間前に器に満タンに入れておいた
膠とタイトボンドはそこそこ固まっていそうです

収縮率は同じくらいなんですが

膠の方は入れ物から剥がれています

金属にはつきにくいんでしょうね。

問題の硬さは...

自動ポンチで突いてみると

見た目比較しにくい💧

触ってみると、やはり膠の方が硬いです。

左:膠 右:タイトボンド


でも、もっとカッチカチになると思っていたんですが、それほどでもない感じでした

先日、アメ友のギターダー師匠はタイトボンドでピックを作っていたのですが、硬くなったのかな??
もっと放置したら硬くなるのかな??

わかりませんw

とりあえず、膠はちゃんと使えそうなことがわかったので、検証はここまでにしておきます。

どこかで試しに使ってみようかな!

ではまた!