ネギやらちょこっとしたものは
庭で育てていた母
肥料もやらずに大きくなるもんか
と父に言われてきた過去
死の直前はなぜか
「肥料入れといたぞ」
とさらりと言った
近年の父の野菜は
いつもタイミングを逃したものが多く
家に持ち帰るものは
大概いいものは残っていない
色々な人に分けてあげるから
えらいえらいというなら
量を減らせばいいのにと母
それでもそれなりに
作り続けてきた
だからこそ
お葬式でも口を揃えたように
『もう野菜もらわれへんな』
『黒豆のえだまめおいしかったな』
と野菜の話で盛り上がる
父の野菜がなくなること
物が高くなる中
家計が助けられたか✨
これからは
やさいをたべるには
いつも、お金がいる
母はそんな不安に包まれた
父は生前 母に
ふと言ったことがある
『プランターで上手に
野菜育てている人がいる』
と。
まさか‼️
今のためにあったことば⁉️
49日が近くなり
やっと畑に行くことができた母
父の植えた野菜が育っている
豆は少し固くなりつつある
それでもあること
食べられることに感謝🙏
そしてお裾分け
我が家にも届く
母は父のアドバイスを思い出した
えらい目合わんでも
土も買えばいい
プランターも買えばいい
心配ごとを払拭して
自分の分だけでも育てられたらいいね
