とパパに宣言して、息子(3歳10ヶ月)が燃やさないゴミ箱に、
100円ショップで買った、スポンジでできた剣のおもちゃを捨てていました。

購入から半年間の戦いの歴史がうかがえます…
「ほー自発的に捨てるなんてえらいなぁ」とおもっていたら、夫が言った言葉は
「わかった。でも後から『なんで捨てたの』って言わないでね」でした。
まぁ深く考えず言った言葉だと思います。
あとから泣きわめかれたらめんどくさいからポロっと出ただけ…だと思います。
でも「あわわ!夫よ!それ違う!」と思ったので、
私は瞬時にニコニコしながら息子にこう言いました。
「わー!すごいねぇ。自分で捨てるって決めたんだね。
ほんとだーボロボロだね。いっぱい遊んだもんね。
そうだね、これはもう使わないね!」
息子は特に「やった~褒められた~」という感じでもなく、
うんうんと普通にしていました。
それでいいんだと思います。
片付けで何が一番重要なのかって、とにかく整理なんですよね。
片付け=整理8割だと思います。「整理=モノの要不要を判断して処分すること」
いらないものを捨てること自体は、何も悪いことではないと頭で理解できていても、
私はいまだにたびたび捨てることに、
どこか罪悪感やしんどさを少なからず感じながらやっています。
幼い頃からの体験でそういう感覚やイメージがしみ込んでいる、という感じ。
(だからこそ少しずつしかできないし、少しずつならできるわけですが)
これからまた少しずつ変化していくのかもしれませんが、
幼少期に刷り込まれたイメージってなかなか抜けないんですよね。。なので
「片付けないなら捨てちゃうからね!」
これも私はこれからも言うことはないと思います。
私が子供の頃はあたりまえに言われいて、時折されては大泣きしてわけですが、
これを言われたからって片付け上手にはならないことは
身をもって痛いほどわかっていますので…
そしてなにより「捨てる」という行為を「罰」として使いたくないんです。
捨てることに対してマイナスなイメージを持って欲しくないと思っています。
『捨てるなんてダメ!もったいない!モノは大切に!』
という教え方、けっこうまだまだ見かけます。テレビでも、絵本でも。
それだとモノを捨てないこと=モノを大事にしていること、になってしまうので、
いつも「うーん。うーん」と思ってしまいます。否定するのもおかしいですし。
私は古いモノも大好きで、
気に入っているモノのメンテナンスも大好きなので、
「モノを大切にする」ということは別の形でもちゃんと伝えられるはずと思います。
徐々にそういうことも教えていきたいし、
まだ使えるモノや、どこかで役に立つモノたちの
「捨てる」以外の処分の仕方も教えていこうと思います。
息子もまだまだ使いたいおもちゃの場合は
「こわれちゃった。ママなおして」と持ってきます。
私はそれをできる限り目の前で直します。直しながら
「モノってどうしても、乱暴にしたりするとこわれちゃう時はあるんだよねぇ。
自然とこわれるときもあるし、直しても使えなくなるときもあるし。
お!直った!やった~!」とあまり説教くさくならないように
ポツポツ話したりします。
まぁ、あまり気負わず、とりあえずは子供がまだ小さい今は、
まず「もう使わないものは捨てる」ということに負のイメージを持たないことと、
使ったらしまう、が自然に身につけばいいなと思ってます!
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