この講座は、「人間関係形成モデル」を視点においての性教育のお話で、
性教育は、親子関係を強くする貴重な機会であると教わりました。
みなさんは、親子間で性の話題をできますか?
なかなか難しくないですか?
わが家は割とオープンな家庭ではあると思うのですが、性の話題を改めてするとなると、気合が必要。(気合入れちゃダメよね)
思春期ともなると、そこらへんのことどう思っているのか?考えているのか?を、親としても知っておきたいし、伝えておきたいこともある。
大事なことですよね。
でも、いきなり取って付けたように話し合うなんて、かなりのハードル
なのでやはり、日頃のコミュニケーションが重要になってくるということです。
よい親子関係を築くには、AからDまでの4つのレベルがあって、
レベルD ⇒ 一人で何かをする
レベルC ⇒ 一緒に何かをする
レベルB ⇒ 会話・コミュニケーション
レベルA ⇒ 話し合い・問題解決
DからAに近づくほど、良い関係を築いているということだそうです。
つまり、Aに到達するためには、DからBまでのレベルを順にクリアしていかないといけない。
そして、A < B < C < D というように
重きの置き方で1番大きいのはD、その次にCとなります。
Dの1人で何かをするというのは、楽しくて努力の必要なことを一生懸命にするの意味。
Cの一緒に何かをするというのは、少し努力が必要でお互いに楽しいと感じることをする。
この一緒に何かをする時間を、クオリティタイムと呼ぶそうです。
クオリティタイムとは
アメリカの精神科医ウイリアム・グラッサー博士の提唱する選択理論の用語
この、クオリティタイムにはポイントがあって、
一緒にすることなら何でもいいわけではなく、
○相手も自分も楽しいと思えること
○相手を意識してできること
○ちょっと努力の必要なこと
○短い時間でくり返せること
そんな行動を共にし、くり返すことで
だんだんと絆が深まっていくそうです。
どんな時間を過ごすかによって
「きずな」の育ち方が違う
奈都子先生のこの言葉に、はっとしました。
クオリティタイムをいかに大切にするか?
それは、男女間も、親子間にも共通しますよね。
片づけを一緒にすることも
クオリティタイムになるのではないかと思います。
片づけてスッキリすると、気分が良くなるし、
何を大切にしているか?どんな収納がいいか?と相手を思いやることにもなる。
何より片づけって、サクサクっとできる事ではないですよね。
「一緒に頑張った!!!」の達成感で、
楽しくもなるのではないでしょうか。
親子で一緒にかたづけをし、コミュニケーションをとることで、自然に会話も生まれ、難しい思春期にも対応できる 「きずな」が深まるなんて
いいことだらけですよね。
1日5分のおかたづけで親子のクオリティタイムはいかがでしょう? (^ ^)