韮崎市若宮に鎮座される旧郷社、若宮八幡宮をご紹介致します。JR中央本線韮崎駅を県道27号線を300m程北上すると左手に石鳥居が見えます。
境内は横に長く丘陵地に鎮座され階段を昇ると手水が御座います。
御神門は朱塗りのご立派なお姿で歴史が感じられる作りです。
拝殿は更に階段を昇ります。御本殿共入母屋造りで
丁度拝殿は屋根が修復工事中でした。
更に右手奥に境内社の天神社が鎮座されております。
御朱印は隣接の宮司宅にて授与して頂きました。
御由緒をご紹介致します。
若宮八幡宮(山梨県韮崎市若宮1-4-14)
御祭神は大鷦鷯命
旧郷社
本務神社
駐車場は2台
当社は韮崎町(旧河原部村)の産土神として鎮祭され旧御朱印高弐石壱斗、天正13(1585)年の棟札(韮崎市指定文化財)によると仁和年間の創建と伝えられ、もとは七里岩の上にあったが天正11年7月27日申の刻地震と大雨のため山が崩れ社殿は悉く倒壊したので今の地を選び天正13年10月17日棟上御殿入神主越牧田幡守政長と記されている。
此の時期甲斐の国は武田家より徳川家の支配が替り変革の時であったため再建がおくれたといわれ、地頭岡部次郎右勧進元に中嶋但馬守、同宮内助、山寺弥三左衛門横村保左衛門外大工は駒澤の中嶋三郎右衛門でこの他勧進助成人として多くの人々が奉賛している。
その後現存する棟札によると寛文、貞享、元文、文化年間に社殿随神門等の新改築がなされ幣殿は元禄8年再興されており現在の本殿は明治41年拝殿は昭和12年神楽殿は昭和56年再建されたものである。例大祭当日みそぎ祭茅の輪くぐり神事が斎行され氏子内はじめ無病息災五穀豊穣と祈願する。 「社頭案内板より」
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