戦乱で荒廃しきった時代に生まれ、
母親に殺されて食べられようとした子ども。
悲惨な生き方の末、
子どもは人でなしになってしまいます。
小学校の頃、
原作漫画を読んで鳥肌が立ったことを覚えています。
ストーリーは極めて単純なのですが、
主人公アシュラの凄まじい怨念と、
ド迫力の演出と画力で、
グイグイと心に突き刺さる作品に仕上がっています。
劇場の大スクリーンで見た方は、
心臓に悪かったんじゃないでしょうか?
よくぞ、この原作をアニメ化しようとした人がいたものです。
最後に救われるシーンがなかったら、
いつまでも引きずりそうな、怖い怖いお話でした。