原作マンガを読んで、心を揺さぶられたので、
宇多津で上映中の映画「ヒミズ」を見てきました。
マンガも相当な毒でしたが、
映画では、猛毒になっていました。
拒否反応を起こしたのか、途中で退場する人もいましたが、
その人、物凄くもったいない。
たしかに、異常で悲惨過ぎますけど、
後半、じ～～んとしびれて、
じわ～～っと、心が温まってきます。
もう、感動なのか、ショックなのか、痺れているのか、ラリっているのか、
それとも単純にマヒしているだけなのかはわからなくなりましたが、
映画で心が掻き毟られるという、とても貴重な体験ができます。
上映後、いろんな席で、ポップコーンが山盛りで残っていましたが、
そりゃ、この映画は、ポップコーンを食べる事も忘れさせますね。
強烈なので、誰にもおススメできる映画ではありませんが、
人間の歪んでいびつな本性を見てみたい人はどうぞ。