NHK教育テレビの「仕事学のすすめ」、
7月の放送は、カリスマ・パテシエ辻口博啓さんでした。
が、番組を見落としていたので、
テキストを取りよせて、辻口さんの仕事に関する考え方や行動を学びました。
それにしても、辻口さんったら、
言っている事がカッコイイですね。
こんなにカッコイイ事や厳しい事を公共の電波で発言したら、
自分自身を追い込む事になるのではないかと、
同じお菓子職人の端くれとして、強く感じました。
メディアへの露出も多い辻口さん。
いつもエネルギッシュで、楽しそうな顔をしていますが、
その内実は、とてもプレッシャーだらけの、
精神的にハードな日々を送っているんじゃないかと推測します。
コンセプトの違う多様なお店を経営して、維持するのも凄いし、
そのすべてに、「辻口」という、自分自身をブランド化して期待値を上げている姿勢、
調子が良くて、イケイケの時はイイけど、
スランプに陥った時は、
そのすべての責任が、辻口さん本人を直撃する仕組み。
有名になったカリスマ・パテシエの重責を思うと、
今の自分のような立場の方が、精神衛生上楽だなと感じてしまう、
とてもヘナチョコな考え方のオレです。
辻口さんの仕事への取り組みを学ぶことで、
オレはオレなりの、自分らしい仕事への取り組み方を考える事ができました。