アメリカ映画の底力を見せてくれた「リトル・ミス・サンシャイン」。
大金かけた、中身なしのハリウッド映画に飽き飽きしていたのですが、
アメリカって、こんな素晴らしい映画を作る人たちがまだいたんですね。
この映画、誰が見たって低予算である事はバレバレなんですが、
その分、練りに練った脚本と、
俳優の見事な演技で、ドでかい感動を与えてくれます。
変人ばかりのドタバタ喜劇で、十分に笑わせてくれるのですが、
泣かせてくれるし、心も温かくしてくれます。
今の日本の、薄っぺらなお笑い芸人よりも、
セリフの「間」の取り方が絶妙で、
上出来の脚本をさらに輝かせる事に成功しています。
高価な食材を使った豪華な料理よりも、
近所の八百屋で買ったありふれた材料で間に合わせた料理の方がおいしかったかのような、
とても痛快な作品です。
この映画を観て、心が揺れ動かない人はいないんじゃないでしょうか。
いい映画を観ることができて、幸せです。
