そういや、オレ、知らぬ間に厄年が終わってました。

今年は後厄ですから、まだ厄は付いてまわるわけですね。

去年は厄年にふさわしく、初めての手術&入院を体験できました。

でも、これは厄年のせいだとは思っていません。
単なる偶然だと思っています。

そんなオレですから、当然のごとく初詣もパスです。

で、元旦から熱っぽくて頭痛が激しくて風邪ひいたみたいなので、どこにも出かけずに読書三昧の一日でした。

新年最初の読書は
チャールズ・ブコウスキーの「町でいちばんの美女」と「ありきたりの狂気の物語」です。
どちらも10年前に読んだ本の再読です。

2冊とも病んだアメリカをスケッチしたクソッタレな短編集で、猛烈にイカレた話ばかりを集めています。
どうです?
新春にふさわしいナイスな選択でしょう?

ブコウスキーの小説の狂気ぶりは、今の病んだ日本の状況と比べても全然色褪せていません。
この酔いどれのオッサンの書く小説は間違いなくぶっ飛んでいます。

2冊続けてブコウスキーを読むと、頭がクラクラして、風邪もどこかに行ってしまいました。
まさに毒をもって毒を制す、です。

毒気に心地良さを感じたオレは、今、桐野夏生の「アイム・ソーリー・ママ」に取り掛かりました。
まだ序盤戦ですが、この小説もドロドロで悪意に満ちた不運なアングラ人生を描いていて、気持ちイイです。

正月で世間が浮かれているというのに、人間のダークな部分ばかりを描いた小説にうつつをぬかしているオレの今年って、明るいのでしょうかねぇ?