ご訪問ありがとうございます。

 

いつからか、クッキー缶が人気ですね。

私も流行に流されて、と同時に、

なんて可愛いのかしら♡

と長らく恋焦がれて、

ようやく年初めに作りました。

 

 

このクッキー缶をインスタに

上げたら、これまでのお菓子の

5倍くらいのいいね!が付いて、

自分でも驚いたのですが、

 

なぜこんなに人気なのか、

誠に勝手な考察なのですが、

述べてみたいと思います。

(長くなりますが、、)

 

 

クッキー缶に、

上の写真のクッキーを

詰めているとき、

 

まるで、お弁当のよう!

 

と感じました。

 

限られた空間の中に、形の違うものを

彩を考えながら詰めていく、、という作業。

 

そして、箱を開けたときのわぁー!

という歓び。

 

小さいころから食べているこの「お弁当」、

日本にいると、当たり前のものですが、

外国で暮らすと、日本のお弁当は、

 

立派な日本の文化、

 

だと感じます。

 

例えば、外国の子供が、

持ってくるお弁当は、

サンドイッチが定番ですが、

 

バターもマヨネーズも塗っていない、

ただのパンに(食パンだったりバゲットだったり

丸パンだったり)、スライスのハムだけが

はさんであるものだったり、

チーズだけがはさんであるものだったり、

(ハム&チーズではないという)

 

りんごだけ、バナナだけ、

ということもあるくらい、シンプルです。

日本では可哀そう、、というレベルですが、

外国では当たり前のランチボックスです。

 

それに引き換え、日本人の持参する

色とりどりのお弁当の美しさと言ったら

ありません。

 

以前外国で、日本語を勉強する外国人の

日本語スピーチコンテストを聴講した際、

最優秀賞に選ばれた高校生の作文が

印象に残っています。

 

日本を表す「和」という言葉。

和食というのは、調和=ハーモニーの食。

写真で見た日本のお弁当はまさに、

色とりどりの食べ物が調和を保ちながら

美しく詰められていて衝撃を受けた!

僕はいつか日本へ行って、

お弁当を食べたい!

というような内容でした。

当時はその内容に感動したのですが、

もう10年以上前のことでちゃんと覚えていません。。

 

私はお弁当作りが好きで、

我が家は親子そろって、

サラメシという番組(よくお弁当が出てきます)

が大好きで毎週欠かさず見るのですが、

日本人のお弁当のレベルは、

世界に誇れるくらい本当に高いと思います。

 

日本ほどお料理上手な人々がいる国は

無いのではないでしょうか。

私のお料理嫌いな友人達だって、

お弁当はちゃんと美しく作れるのです。

 

 

私達が幼少時から当たり前に食べている

お弁当から、日本人は自然に美意識が備わり、

 

小さな箱の中に彩りよくおかずを詰めることと、

クッキー缶を作ることに、どこか共通の世界観を

感じました。

 

キャラ弁なんて、もう匠の技ですね。

 

昔の遠足の思い出や、懐かしさや、郷愁、

お母さんのぬくもりや愛情を感じるお弁当。

 

お弁当そのものへの感情と、作る技は、

どこかで、クッキー缶への憧れや賞賛と、

クッキー缶作りに繋がっているように感じました。

 

日本に立派なお弁当文化があるからこそ

生まれた産物、

それがクッキー缶ではないかと。

 

個人的な勝手な考察なのですが、

年初にクッキー缶を初めて

作ってみて感じたことでした。

 

長くなってしまいましたが、、

お読みいただきありがとうございました。