桜の若葉の塩漬けでくるんだ桜もち。
その甘さとしょっぱさが絶妙のコンビネーションの春の和菓子です。
小麦粉に白玉粉を混ぜることで口当たりなめらかに仕上げました。
桜の葉の塩漬けの方法もご紹介しますので、いっしょに手作りされてみてはどうでしょうか。
桜もち レシピ
★お菓子 手作りポイント!
・塩漬けの桜の葉はうすい塩水に1時間ほどつけて塩抜きします。
・桜の葉で包むときは、葉の表側を内側にします。
・焼く前に食紅で淡くピンクにタネを染めてもいいですね。
◆材料(20個分)
・薄力小麦粉・・・100g
・白玉粉・・・70g
・砂糖・・・60g
・水・・・11/2カップ
・こしあん・・・400g
・桜の葉の塩漬け・・・20枚
〈*桜の葉の塩漬け・・・手作り方法は下記参照〉
◆下ごしらえ
・塩漬けの桜の葉はうすい塩水に1時間ほどつけて塩抜きし、水気をふき取っておきます。
・小麦粉と砂糖は合わせてふるっておきます。
・こしあんは20等分してそれぞれ俵型にします。
◆つくり方
1.ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少しずつ加えて溶かします。
2.別のボウルに小麦粉と砂糖を入れ、そこに1の白玉粉を入れてなめらかになるまで混ぜます。
3.フライパンを熱し、中火の弱にして、油をしみこませたキッチンペーパーでふき、2のタネを1枚につき玉じゃくしに1/4くらいずつ流しいれて焼きます。
4.表面が乾いて透き通ってきたら裏返し、乾かす程度にさっと焼きます。
5.下ごしらえしておいたあんを、4の皮の手前において巻き、取り出します。
6.桜の葉の表を内側にして包みます。
〈*参照 桜の葉の塩漬け・・・手作り方法〉
1.水1カップにつき塩60gの濃いめの食塩水(30パーセント)を用意します。
2.桜の若葉を15枚ずつまとめて軸を糸で縛ります。
3.2をさっと熱湯に通し、1の食塩水に浸し、皿などをのせて重石をします。
*10日ほどたつと香りが出てきて完成です。熱湯消毒した瓶に入れて密封し、冷蔵庫で保存します。