昨日の記事で書いたイクスピアリさんでの催事
KAZUMI Apple Market
こちらで私がお仕事させて頂いたのは
アップルパイ「りんごの花」
のカット用の包装資材の選び方のアドバイスでした。
写真はホール用のパッケージ↓
こちらは元々決まっていたので私は関わっていないのですが
とっても愛のあるかわいい帯が巻いてあります!
この1/4カットのアップルパイを
販売してからお客様が口に入れるまで
崩れずに美味しい状態を保てるような包装の仕方
を考えるのが私のお仕事だったわけですが、
実は
お店用の包装も
家庭向けの包装も
考え方はいつもほとんど同じなんです。
基本的に考えるのは
どんな人がどうやって持って帰るのか…
このお菓子の美味しさはどこなのか…
その美味しさを損なわないためには包むときに何に気をつけるべきなのか…
作り手はこのお菓子でどんなメッセージを食べる人に伝えたいのか…
です
今回のお仕事にあたり、真っ先に浮かんだのは
イクスピアリ=ディズニーランドの帰りに寄るところ
↓
ということはお客様はお土産の荷物が多いし
遠方へ帰る人も多い
つまり、
荷物が多くても崩れないことが最優先になるだろう!
ということでした
もしこれがディズニーランドの中でその場で食べるために
ワゴン販売するアップルパイだとしたら
私は何よりも
すぐに食べられることを優先した包装
を考えます。
もしこれが高級レストランの数量限定の
特別なお土産として販売するアップルパイだったとしたら
私は
そのレストランにふさわしい高級感のある資材を選んで
受け取った人に特別感を伝えられることを優先した包装
を考えます。
どうでしょう
包装って奥が深くありませんか?
私はこんな考えを持っています↓
お菓子の美味しさを最後に決めるのは
材料でもデコレーションでも無いのです。
お菓子の美味しさを最後に決めるのは
「包装」です!
材料やデコレーションだってもちろん大切です。
でも、どんなに材料にこだわってどんなに素敵にデコレーションしても
包装の仕方ひとつで美味しいものも簡単にまずくなってしまいます。
だから
お菓子屋さんの最後の仕上げは
実は「ヴァンドゥーズ(販売員)」がやっているのだと私は考えています!
もっともっとこの考え方をみんなに知ってほしい
そしてヴァンドゥーズ(販売員)にもっと誇りを持って働いてほしい
そんな気持ちでいます
みなさんのお役に立てるようにコツコツ頑張りますね!
手作りお菓子のおいしい包み方アドバイザー
内野未紗
でした