おはようございます。

ついにやり遂げました。

昨日の夜はかなりがんばりました。

挫けそうになったけどやりきった…

11月のセブ行きチケットとりましたー!

取り終わった瞬間から号泣でした。

安堵感と、スーさんに会える喜びと、かぼさんのいない世界に行かなければならない現実と、いろんな思いがぐるぐる回りました。


息子はとにかく行きたいから、学校を休みたくないけどセブには長く滞在したいジレンマに陥りましたが、学校を休むことにしました。

そのくらい行きたいと。

そりゃそうですよね、生後6ヶ月から9歳になるまでの間過ごしたセブ。

彼のホームタウンです。


私もセブに渡航するまではガチガチの日本人でしたから、結婚して家を建てて、ゴールデンレトリバーを迎えて妊娠して…

何も疑わず淡々た過ごしてました。

息子の予定日2週間前にセブに赴任という辞令が出て、付いていくもんなんだろうなというこれまた日本人的考えと、行ったことのないフィリピンという国に興味があったのは確かでした。

行ってみたら日本に比べたら不便なことばかり。

でも、それなのにフィリピンの人はいつも笑顔で楽しそう。

カルチャーショックでした。

いろんな壁にぶち当たりながらも乗り越えて、少しずつ現地の方とも話せるようになって…

そこからはもう好奇心ばかりだったように思います。

貧富の差が本当に激しくて、日本でのほほーんと過ごしていたらわからないことをたくさん知りました。

もちろんセブで過ごしていた時はいい事ばかりではなく、日本ならサッと済む事が全く進まなかったりで大変だったことも数知れず。

私の英語力の乏しさからくる勘違いもたくさんあったし、意味がわからないこともたくさんありました。

失敗ら学ぶ事が本当に多かった。


ガチガチに凝り固まった日本人気質をいい意味で破壊してくれたセブには感謝しかないです。

今は便利な日本が、きちんとしている日本がありがたいしすごいなーって思えるようになりました。

他国に行って日本がどんな国なのかを聞かれた時、あんまりアニメのこと知らなかったりして恥ずかしかったこともありました。


自分の普通が当たり前じゃないことを知りました。

そもそも普通ってなんだろう?と思い始めていた時に、息子の父親から言われた

なんで普通じゃダメなんだよ!!

という言葉がわかりませんでした。

だって、その人の言う普通は私の普通ではなかったんです。

だから、一緒に暮らすことはもう無理だと思いました。

セブに残ってしまおう!そう思いました。

とにかく離れたかったんです…

あまりにも価値観のずれが激しくて。

自分は上の立場の人間だと言う態度がどうしても嫌だったんです。


息子にはそうはなってほしくなくて。

上下なんかないんだから。

みんな一緒でみんな違ってそれでいいって事を知ってもらいたかったんです。

同じ人間なんだもん、上下なんかない。

一人一人個性があるんだもん、違うのが当たり前。

それを体感して欲しかった。


彼がこの先どんな人生を歩むかはわかりませんが、セブで過ごした8年半はきっと無駄ではないと私は信じています。

自分で考えて行動し、相手の立場によって態度を変えずに自分を貫いてほしいと願います。

そして、優しい人になってほしい。

優しい人たちに助けられて生きてこられた私たちだから、この恩をまた誰かに返してほしい。

そんな強い人間になってくれたら母は嬉しいのです。



贅沢すぎる海の過ごし方だなー。



この時から離れてしまったセブ。

早く行きたいな。