大峰入峰前行~栃尾観音堂 | 玉置の森のブログ

玉置の森のブログ

修験道のお山を中心に登拝しています(^ー^)

ここ3年間は、コロナ禍もありまして、満足いく大峰修行、大峰奥駈道修行が行えていません。

 

自分自身も齢を重ねていき、体力・精神力ともタフな奥駈に挑む事もリミットが迫ってきている感がありますが、今年こそ、3年前にストップしたままである、大峰奥駈修行を再開することができそうで、早速、弥山小屋の予約も完了し、今年は、天川川合~弥山・八経ヶ岳~持経~池原のルートで駈ける事にしました。

 

そして、来月は奥駈と共に、大峰山上ヶ岳月参りも始まります。

 

その前行と致しまして、私の大峰修行の守護神・天河大辨財天女へお詣りする事は欠かせないものとなっています。

 

近鉄下市口駅に到着後、下市口駅構内稲荷神社と下渕八幡神社にお詣り。

 

八幡神社さんには、役行者堂がございますので、しっかりとお勤め申し上げました。

下市口駅から奈良交通バスにて栃尾へ。

栃尾観音堂

にお詣りさせていただきました。

 

実はすっかり忘れていたのですが(;^ω^)

 

4月第三日曜日は春の法要がある日。とても多くの村の皆さんがお集まりになっていましたが、そんな中に私が訪れましたが、皆さん、大歓迎してくださいました( ´艸`)

お堂の蔀戸は取り外され、堂内には、お年を召した僧侶さん(どうも近くの浄土真宗の寺院・光願寺のご住職さんの様子)がおいでになり、世話役の皆さんと堂守の瀬上さんが歓迎してくださいました。

瀬上さんが「この兄ィは毎年お参りに来てくれとる!」と覚えていてくださっていました( ´∀` )

 

やはり、行者に優しい村・天川村ですね。皆さん私のような半端者にも手を合わせてくださいます。とてもありがたいことです。

 

法要は10時から始まり、約45分間の法要となりましたが、聖観音さん、大辨財天女さん、金剛童子さんらに、阿弥陀経を含む、真宗のお勤めという法要でしたが、仏さんはお経を聞くのが大好きですし、栃尾の皆さんの心尽くしの法要。円空さんもお喜びになっていると思います(*^^)v

法要終了後、参列者全員にお神酒が振舞われました。私もこのお酒は断れませんので、いただきましたら、お母さんが「これ、内陣の観音さんにお供えされてたお酒やから、ありがたいものやし、ぜひ飲んで!」

 

断れません(;´∀`)

 

いただきましたら、別のお母さんが「行者さん、お詣りしてくれてありがとうね。これ飲んで」と三杯目('◇')ゞ

 

断れません(;''∀'')

 

そして、私は己のお勤めをさせていただき、お勤めが終了しますと「行者さん!これ!」とまたお酒かいな!こりゃまずいよ~~と、思っていたら

 

袋いっぱいのお餅でした( ´∀` )

 

「ありがとうね、また来てね」

 

あ~ありがたい(人''▽`)

 

栃尾の皆様、本当にありがとうございました。

 

栃尾の皆さんの温かいお接待の後、本日のメイン!天河大辨財天女さんへお詣りとまいります。

 

続きます