四国霊場巡礼・焼山寺奥之院へ | 玉置の森のブログ

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修験道のお山を中心に登拝しています(^ー^)

焼山寺の納経所で簡単な説明を受け、名前を伝えてから、焼山寺奥之院へ向かいました。


製材所の所から登ります。手前のコンクリート坂がツルツル(゜o゜;)登り辛いです(^0^;)

しばらくして、巨大な岩壁が現れました。

見る者を圧倒します。ド迫力です\(^o^)/

大蛇封じ込めの岩。

焼山寺の縁起で、焼山寺山の燃え盛る炎を消しながら歩くお大師さんの前に大蛇が現れました。大蛇はお大師さんに襲いかかってきましたが、そこに光を放って虚空蔵菩薩が現れ、目が見えなくなった瞬間、大蛇を岩窟に封じ込めたそうです。

祠は牛頭天王社(何故?)


ここから、急登になります。エッサホッサと登りますと分岐がありました。竜王窟、気になりますが、今回はパス。竜王窟方面に行っても焼山寺境内に戻れるそうですが、バスの時間があるので、諦めました(^_^;

ここも急登。

お大師さんが杖を立てた、杖立権現社。奥之院と間違う方もいるそうですが、「奥之院はもうすぐ、頑張れ」と案内がありました(^o^)

馬の背?(^◇^;)何てことありません。

見えてきましたよ(°°;)

焼山寺奥之院の蔵王権現社です。蔵王権現と役行者を祀る。焼山寺から1.1キロ。約25分で到着。

何故、蔵王権現が祀られているのか、納経所でお話を聞きたかったのですが、バスツアーや個人の巡礼者がいらっしゃいましたので、お話は聞けませんでした。

熊野修験、青岸渡寺の碑伝(ひで)がありました。四国霊場自体、大峯の修験者が始めた、という説もあります。薬師如来(速玉)、千手観音(那智)、阿弥陀如来(本宮)が多い事、熊野参詣道のことを「辺路(へち)」と言いますが、読み方によっては、へんろ、と読めますものね(^^ )


ここが焼山寺山の頂上です。938m。


遠くの山には雪が見えます。幸いにも焼山寺には積雪はありませんでした。

焼山寺は真言宗ですが、金峯山寺の金峯山勤行儀に則り勤行を行いました。前にも書きましたが、菅笠と金剛杖は大峯の物で、念珠もイラタカ念珠です。少しは大峯で修行させて頂いているプライド?を持って歩かせて頂いております。

勤行中は強風が吹き荒れて、寒いのなんの(^◇^;)

しかし、勤行中の風は、私は御本尊が共鳴して下さっていると、前向きに捉えますので(^o^)マリックさんばりに「来てます!来てます!」と思って、嬉しくなってきます\(^o^)/

と言っても、寒い(^_^;)奥之院に納札を置いて、名残惜しいですが、下山する事に。

続く