牌効率の判断に乏しいわたしは迷ったときには手役を追っ掛けたり、ドラ側の孤立牌を敢えて残してみたり上級者からみると「えっ!?」と思うようなことが多々あると思います。
期待値を無視した打牌は裏目を引くことも多いですが、時としてハマると絶大な力を発揮します。
今日はその典型のような配牌をいただきました。
45赤78m1s78899113p ドラ1p
点棒状況はひとり凹みで三者で僅差の争いをする中、一応トップ目。
東ラスでピンフドラ3でもあがれれば充分なところ。
4巡目に辺7pを引き、打赤5、次巡ツモ3s、打4m
気がつけば手牌は
78m13s778899113pとなっていました。
9mが出れば叩く気満々だったのですが、8巡目に鬼ツモで間2sを持ってくるというクソゲー仕様www
当然即リーなわけですが、わたしの河には一列目でマンズが5、4、1と捨ててあり、スジを追ってくる他家からはあっというまに8が三枚放たれ、3も一枚放たれ、時間の問題だなぁと思っていたら上家の三着目が打9m
16000点のあがりをいただきました。この一戦は南場も危なげなく凌ぎトップゲット。
ここ2、3ヵ月で一番会心のあがりでした。
ただ結果として最高のあがりをしたわけですが、こうして記事にして冷静に考えてみると点棒状況からみてもそこまで手役にこだわる必要もないんですよね。
孤立した1sを残し、マンズも4、5を嫌った明確な理由は説明できません。
敢えていうなら4巡目に辺7pをツモったときにチラッとだけジュンチャンという役が頭を過ったくらいでしょうかね。
しかし、おもしろいものでスピード重視でマンズを残していたらテンパイ時にわたしの河にはマンズは1しかないわけで、たとえ三面張だとしてもあがれなかったかもしれません。
今回は序盤に嫌ったマンズの4と5がいい迷彩になった感じですね。
わたし程度の打ち手では今回のような打ち回しは100回に一度、いやさ1000回に一度といったところでしょう。
しかも点数的に追い込まれた状況ならまだしもトップ目の子でしたからね。。。
あまり誉められた打ち方ではないかもしれません。
やはり確率重視なら
45赤678m77889911pのテンパイでダマが正着な気がします。
会心のあがりに一喜一憂してしまったわけですが、裏をかえせばわたしの勝ち身の遅さを曝け出す打ち回しだったかもしれませんねw
もっと上をめざすなら確率を重視する打ち方をしなければなりません。
野球でいうなら侍ジャパンを目指さないと天下は獲れないといったところでしょうか。
ギャンブルプレイは時と場合をよくわきまえなければなりません。過去の成功をいつまでも引きずっていたらそのうち痛い目に遭うし、そういう思考は凋落する人の典型的思考ですからね。
麻雀だけに限ったことではありませんが与えられた状況をよく把握し、的確に対処できるよう日々精進していきたいと思います。
自分への戒めとなりますが、今日のこのアガリは忘れて勝つ確率の高い打牌を心がけていきましょう。
メモ:勝つ確率の高い打牌をするならもっと牌効率を勉強しないといけない件。