でも、言い争ったところで旦那さんの意思は変わらなかったので、それからは養育費のことや子供のことに触れないようにしました。
私が本格的に不妊治療を始めて、人工授精もダメ。体外受精もダメ。
そんなことから、私の考えが変化してきました。
旦那さんと私の遺伝子を持った子供は授からないかもしれないけど、旦那さんの遺伝子を持った子供がこの世界に存在する、って凄いこと。
その子がまた子供を産み、子孫を残してくれれば、旦那さんの遺伝子は受け継がれていく。
前妻との子供がこの世の中に存在してくれているおかげで、私は旦那さんに対する、子供が授からないかもしれないという罪悪感から逃れることができているのも事実。
私達夫婦は共働き。二馬力の収入があるので、一見お金に困っていない夫婦。だから不妊治療の助成も受けられない。
でも実際は毎月 養育費を払っているから、家のローンもあるし、そんなに余裕があるわけではない。
毎月の養育費の10万円を不妊治療に回してくれればいいのに、と思ったことも もちろんあります。
でも、そういう考えは何故か以前より薄らいでいて、養育費を心の底から許しているわけではないけど、仕方ないというか、それはそれ。と別物と考えるようになってきました。
そんな風に考えが変化してからは、彼女の存在がとても大切だと感じるし、ありがたい。
旦那さんも、子供のことを自分の中で以前よりうまく消化できてきたようで、話題にしても怒らなくなりました。
私が彼女のことをそういうふうに思えるようになったのも、不妊治療をしてもなかなか子供を授かることができないということが、大きな要因なんだと思います。