こんあいばー!
今回はリクエストいただきました、大野さんのソロ曲「暁」を愛でまくろうと思います!
大野智ソロ曲「暁」を愛でまくりたい
この記事の動画版
「暁」
作詞:s-Tnk、作曲・編曲:三留一純
2015年アルバム『Japonism』収録
”和”×大野智の名曲。
”和”を感じる美しいサウンドと、朗々と歌い上げる大野さんの歌声が気持ちよくて。大好きな曲でございます。
【目次】
・楽曲考察~”和”を感じる理由に迫る!
・歌声考察~大野さんの
・コンサートでの披露
「暁」楽曲考察~”和”を感じる理由に迫る!
アルバム『Japonism』収録のメンバーソロ曲の中で、最も”和”を感じるこの曲。(なんなら、アルバム収録全曲中と言ってもいいかもしれない。)
”和”を感じる理由をいくつか並べてみますと・・・
◆百人一首も登場する歌詞
「心にも あらで憂き夜に 長らへば
恋しかるべき 夜半の月かな」
この部分には、百人一首にも選ばれている、三条院の歌を引用。
私は百人一首に詳しくないので、ここで内容の解釈はできませんがここの”メロディ”は、和歌のリズムや節に沿っている感じで、日本らしさが特に感じられる部分だと思います。
◆和楽器の音色
和楽器の音色も沢山聴こえます。
和太鼓、拍子木、三味線、尺八、横笛(間奏のメロディを奏でてるもの。三条院の和歌を歌詞で使っているので宮廷の御神楽で使われていた”神楽笛”かなぁ?)。
◆日本伝統の音階のメロディ
曲中に、日本の伝統音階(ニロ抜き音階・ヨナ抜き音階)で書かれたメロディが出てきます。
よくわかるのは、百人一首が歌われる部分や、サビ途中の
溢れるだけ
の部分などなど。
この他、1曲を通して、日本の音階を意識して書かれたと思われるメロディだらけです。
※ニロ抜き音階について詳しくは⇒コチラ
歌声考察
この曲の大野さんの歌声は、朗々として艶やかで、聴いていて本当に気持ちがいい!
朗々と歌われる出だしのフレーズ
特に私が好きなのが、出だしのフレーズです。
ふと見上げ おぼろ月浮かんだ 夜に
可憐に咲いた 花よ
このフレーズは、約1オクターブ半という広い音域。
それを華麗に滑らかに力強く、そして本人がとても気持ちよさそうに歌いあげている…!
出だしから、心をつかまれます。
サビラストで聴ける”余韻のビブラート”
そして、サビ終わりのこのフレーズ。
鮮やかに輝いて
ここで聴ける「ビブラート」に鳥肌が立ちます。
「輝いてー」と、強く伸ばしていますが、最初はノンビブラートで真っ直ぐ、そして切り際に余韻のようにビブラートをかけている。…なんて美しいんだ!!
図にするとこんな感じ↓
大野さんのビブラートについて愛でまくっている動画&記事もあるので是非!
コンサートでの披露に痺れる
そして、コンサートでの披露!
歌声もパフォーマンスも、”伸びやかで神経が行き届いている感じ”といったら、そのスゴサが伝わるでしょうか。Blu-rayで観ていても、金縛りにあったみたいにひきつけられてしまいます。観ていて微動だにできない…!
そして、振り付けを観ていると、大野さんが細かい音までめっちゃ聴いていることもわかります。そこまで捉えた上での、あの朗々とした歌声なんだなぁ。スゴすぎる。
この曲と共に披露される「マスクマジック」も圧巻。
”どうなってるの!”という驚きはもちろん、ひとつひとつの所作が美しいですよね。何度観ても溜息がでちゃいます。
と言うことで、今回は以上でございます
聴くべーし!
こちらも是非
いつもありがとうございます♡↓