翔さんハッピーバースデーーーーー!!!

Yeah!Yeah!!!
翔さんのお母さん、いつも産んでくれてありがとうございますーーー!!!
めでたいめでたいめでた~~~いっ!


と、いうことで翔さんハピバ企画、翔さんソロ全曲レビュー!
バースデー当日の今日は、オカピが翔さんの全ソロ曲の中で一番好きな「Hip Pop Boogie」行きますっ!

2008 
Hip Pop Boogie Lyrics:櫻井翔 Composition:COUNT FORCE
 (アルバム『Dream"A"live』に収録)

何度聴いてもおもろすぎる!おもろすぎるでこの曲!(普段使わない関西弁が出るほどに)
オカピが翔担である理由がこの曲に凝縮されているのであります。
気持ちのイイ ビート
 (言葉の意味をおいておいて音だけで聴いてもめっちゃワクワクする)
特徴のあるイイ声
 
(持っている声、韻の響きを合わせる母音の発音、打楽器的な遊び心もある子音の発音) 
”翔さんにしか”書けないリリック
 
(内容はもちろん、韻を含んだ音遊び的な要素もオモロー!)
 
と、いうことで!「Hip Pop Boogie」についてオカピ的にここがツボっ!というところをバースごとにババババッと分析風に書いてみようと思います。
(長いです、ピンクの文字を追っていただければだいたい伝わると思います!)
図で載せている譜割りはニュアンスですのであしからず!

【イントロ】
んもう、過去の翔さんの曲のスクラッチに、生音のバンドのいい音に、イントロですでにワクワクするがな!しかも、このスクラッチで使われているのはSHOBEATやソロコンだけで披露されたペンシリーズ、COOL&SOULのデモ版(COOL&SOUL櫻井翔RAPver)というお宝音源が中心となっているじゃありませんか!昔から&翔さんの音楽を愛してきたファンにはたまらなかったハズ!(わ~ん、デビュー当時にもどってファンになりたいっす!)

ということで、このイントロのスクラッチで使われているフレーズを書き出してみます!
 ”ペン握ってこのマイクもとう”(ペンの指す方向Chapter3)
 ”世紀ミレニアム 股にかけ”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)
 ”そして幕開け 第二章”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)
 ”付いてきな”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)
 ”ペンの指す方向”(ペンの指す方向Chapter1)
 ”未完の大器を再起動”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)
 ”S.H.O”(夢でいいから)
 〈   ☆    〉
 ””マイク持つアイドル大国”奪い取る”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)
 ”巻き起こる嵐”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)
 〈   ★    〉
 ”この歴史を後世に語れ”(COOL&SOUL 櫻井翔RAPver)

〈  〉で載せたところは、元の曲がわからず書いていません(私の聴き間違いでわからないのかも?)。わかる方いらっしゃったら、ぜひ教えてください♡(ちなみに、わたしには☆のところが”また明日な”、★のところが”まだ行こう”に聴こえてます。)


【Hey! Hey! 俺ら山 風の登場~ 】

1拍に4文字を基本として、高速で休みなくしゃべくり倒すこのバース
しかもこの1拍に入る4文字の長さは均等ではなく
 ”おーれらーや/まーかぜーの/とーじょー”
のように1拍をを6等分するような感じでハネたリズムになっていて、かつ裏拍(太文字のとこ)にアクセントが来ていて、聴いているとどんどん体がビートにノってきてテンションあがります!!
韻を踏む言葉(登場・方向・攻防・放蕩・孝行と、未だ・まだ)には同じ高さの音で(ユニゾン的に)声が重ねられて、強調されて聴こえるかつ音遊びが楽しい♪( ´▽`)
”音と言葉つむぎ 描く芸術”にはメインの声よりも高い声で(ハモるように)重ねられていて、これまた強調されてます。バースの終わりの方にこれが来ることでメリハリも感じられますよね。


【このメンツで~】
 
休符が使われていることで(上の図のピンクのところ、”Yeah”が入るとこです)、ひとつ前のバースとはフレーズの流れ方が変えられていて、飽きさせません

”大卒の~”からはさらにノリノリ

 表拍は”ai”で韻を踏み、続けて”ou”で韻。そして裏拍に”uh!”が重ねられていて、聴いている方も自然と裏にのるビートで体が動きます!歌詞もインパクト大で印象に残りますよね♡
”このメンツで届けるぜ”というのは2001年にカバーした「今夜はブギーバック」の歌詞”これからもずっとずっとその先も このメンツ このやり方 この曲でロックし続けるのさ”のソウルを引き継いでいるのかな(これまた、デビュー当時からのファンにはたまらない仕掛け!くぅ!)


【道なき道を~】

ここがサビともとれるバースかな。 
今度は上の図のピンクの部分に休符が置かれています。つまり4拍目の裏拍から次の小節の3拍目の表拍まででワンフレーズになっています。それによってこれまた前のバースとは流れが変わって気持ちいい。
また、このバース全体にメインよりも高い声でハモるように重ねられていて、分厚い印象です。また、”種たち”のハモリラップがコード進行にも引っ張られてか半音くらい下がった音に聴こえますが、こういうバックのコード進行にも耳がいっているからこその節回しが気持ちいいですよね~~!!立体的に聴こえます。


【こんなゆっくりで~】

がらっと雰囲気が変わるように感じます。
ここまでのバースはしゃべくり倒してきた、打楽器的に声を使っていたともいえると思うのですが、このバースはうって変わって歌うようにラップしてます。鍵盤で再現してって言われたら再現できるくらい明確な音程の節回し(例えば”こんなゆっくりで いいんだって”は”ファファファファファファ ファミミ”というような感じに)ですよね。
バースの頭からユニゾン的に声が重ねられていて、”この大草原の先には~”からは1オクターブ高い声で重ねられてテンションアップ!(コンサートだとこの高い方を生で歌いますよね!)さらに”これが最初のタイトなパイオニア”からは”HIP POP da hi bi da hi bi to da”というフレーズが重ねられて、曲中一番分厚い音で心をグッとつかまれますっ♡”パイオニア~”の伸ばすところで聴くことができるナマっぽい声(生歌とは違う意味です)もGOOD!
で!”HIP POP da hi bi da hi bi to da”というフレーズ!いつも遊びに行かせていただいているEminaさんのブログの記事(”Mr.FUNKからHip Pop Boogieが出てきた。”Eminaさん、記事を紹介することをお許しいただきありがとうございます♡めっちゃ面白い記事です!)で知ってびっくりしたのですが、これは世間一般にヒップホップを知らしめた、つまりヒップホップの起源ともいえるSugarhill Gangの「RAPPER'S DELIGHT」という曲から引っ張ってきたものなんじゃないかと!ふへー!”Hip Pop Boogie”はヒップホップの世界に挑戦的な歌詞にも聴こえなくないですが、ちゃんとヒップホップのパイオニアをリスペクトしていることを、このワンフレーズで言いきっちゃってる(しかもわかる人にしか伝わらない方法で)のがなんともカッチョイイ!余談ですが、「RAPPER'S DELIGHT」のオケはSHO BEATでBGMとして使われてましたよね。櫻井翔を紐解くヒントはいたるところにおかれていると( ´艸`) ぜひこの曲、聴いてみてください(Eminaさんの記事から飛べますっ!)!


【道なき道を~】
再びこのバースが来ますね!


【きっとずっと~】

 上の図、黄色で塗りつぶした表拍が他より長い音、かつ"o"で韻を踏んでいます。これまでと違うパターンがバースの頭に来て、まだまだ新しいノリを提供
韻を踏む言葉(きっとずっと・一方通行・いそぐぞ(iouo)/いただく・しばらく・いままず(iaau))と、強調したいリリック”俺がその天の頂いただく”に声が重ねられていますねー!

(”きっとずっと””一方通行””いそぐぞ”は(iouo)で韻を踏んでいると、コメにてご指摘いただき訂正しました!ありがとうございました♡)


【What's going on?~】

 ”何か違うと思わないかい”から”見たくないんだい”まではフレーズ頭の来る拍が小節ごとにが徐々にズレていって、かつモタっとする感じの節回し(コンサートだともっと)がちょっとポエティック
MY LIFE IS MY MESSAGE”がかっこいーー!!こんな風に潔く言い切れるその姿に惹かれるのであります。 


【道なき道を~】
で、このバースを2回繰り返して盛り上げまくっておしまい!


【アウトロ】
この曲のフレーズがスクラッチされます。
Pass da mic./俺が噂の(ん?この曲にあったっけ?ペンの指す方向Chapter3にあるよね?)/大卒のアイドル/Pass da pen./タイトルを奪い取る/HIPなPOP STAR(Yeah Yeah)/マイク持ちペン持ち/描く芸術/hip-pop beat yo/いまめくれ/いまめくれ/歴史のぺーじをいまめくれ/World is mine/今時代が手の中に/俺がその天の頂いただく/結果残しつ/未だまだ放蕩/道なき道を歩いてく/ただマイペース/ただマイペース/ただただただマイペース/音と言葉つむぎ描く/HIPなPOP・・・
ダイジェストと言いますか、この曲で言いたいことがぎゅっと凝縮この曲が、このリリックが、翔さんにしか歌えないものだとよ~くわかります
アウトロまで楽しませていただいておなかいっぱい!ごちそうさまでした!


ふー、ということで、長い記事におつきいただき有り難き幸せm(u_u)m

”人の上 下に 人作らぬなら
 俺が その天の頂 いただく”
福沢諭吉の「学問のすゝめ」の一節を使ったこのフレーズ。
人は生まれながらに平等であると言われているのに現実には大きな差があって。
その理由は、学んだか学ばなかったかによる。と。
”俺がその天の頂いただく”というのはパッと聞くと調子こいてるようなフレーズに聴こえますけど、トップをとるため、トップに立ち続けるために”学び続ける、自分を磨き続ける”という宣言なんですよね。
う~~ん…カッコイイ!!!
これからもマイクとペンをもって、夢と愛を与えてほしいと思います♡
(私も自分磨きがんばるよーーー!!!)
翔さん、お誕生日おめでとう!