こんにちは('-^*)/
翔さんソロ全曲レビュー☆
今回はSHOBEATで流れたオリジナル曲です!
 
翔さんのソロ曲って、足し算の面白さというか、たくさん仕掛けが重ねてある面白さがあると思うのですが、SHOBEATで流してくれたオリジナル曲は結構シンプルな作りのものが多くて、かつ全編ラップの曲ばかり。翔さんのラップのビートの心地よさを純粋に存分に味わえるな~と感じました。
が!いかんせんラジオの音源ですもんね、もっといい音で聴きたーい!リリースされないかしら。
そして嵐の曲のデモやもとになったラップも流されていたり、自分の曲や書いたリリックを説明していたり、こういう制作の裏側がのぞける感じも最高ですよね。SHOBEAT復活しないかなーーー!!

ということで、今回はレビューというより、自分がおっと思ったことや翔さんがSHOBEATで語ってくれた曲に関する情報をまとめてみました。
一応、曲名の後ろに確認できた放送日を載せてます。


✿ペンシリーズ✿
「Hip Pop Boogie」のイントロや「sugar and salt」のアウトロにスクラッチされているこのシリーズ。
この曲を聴いて、翔さんのルーツを知り、翔さんの歌う曲を深く味わうことができたと思う!



□ペンの指す方向 2006.3.4 2007.3.3  2008.3.9 ※2004年にもかけてるハズ
スローテンポなんだけれど、ビートがしっかりしていて気持ちのいい全編ラップの卒業ソング。 「Joyful」(”WINTER CONCERT 2003-2004~LIVE IS HARDだからHAPPY~”でカバー。原曲/D.I.G Allstar)のラップ部分をそのまんまバース1に持ってきて、バース2、バース3と続いているんだとか。
イントロ部分には、時計の針の音に翔さんの22歳(大学卒業の年)の誕生日に録った声(「サクショウの22歳の誕生日祝って、カンパーイ」)という声。途中には弟さんの声かな?かわいい声のあの頃の自分と今の自分が交互に歌うところ、好きですー!これ、ただ小さい子に歌ってもらったんじゃなくて、翔さんの小さいころを思わせる声だからグッとくるんだよねぇ。

こちらの記事で詳しく考察もしてます!
https://ameblo.jp/okapi3333/entry-12247955706.html 

『ペンの指す方向~chapterⅠ~(JOYFUL完全版)を考察ッ♪』 こんあいばー今日は「ペンの指す方向~chapterⅠ~(JOYFUL完全版)」のサクラップを考察しますッ 以前、りちうむさんの記事ペンの指す方向~chapt…リンクオカピの♪嵐の歌割り研究ブログ

 




□ペンの指す方向Chapter2 ha-jと共作 2008.2.24、3.23、3.30(最終回) 
 (曲自体は2004年にはあったはず)
ソロのコンサートでもやった曲なんですね(歌詞は違うところあり)。翔さんによれば
1コーラス目・自分の話。 2コーラス目・就職活動をしている友達の話。3コーラス目・その2つの話が混ざった歌詞。」 「新生活が始まる人たちに向けて、前を見ようと、全て上手くいくだろう。 だから口先だけでなく、前を見て進んでいこう。そんなメッセージの込められた曲。」(SHOBEAT 2008.3.23より)
イントロで弟さんに”僕の将来の夢は”って言ってもらって録音する風景、優しい翔さん全開で最高です。 

□ペンの指す方向Chapter3   ha-j、吉岡たくと共作 DJ:おおば(「五里霧中」「Anti-Anti」、ソロのライブの時も参加したDJさん)
2006.11.18、12.30 2007.1.6、12.23
Chapter1、2とは全然違う雰囲気。攻撃的で強いアタック。”Facking ジャニーズぐらい分かれよ バカ野郎”など挑戦的なリリックも。”大卒のアイドル””タイトルを奪い取る””目指す頂上””ボボンボンの底力”とか。この曲が「Hip Pop Boogie」につながっていったのかな。「Hip Pop Boogie」は音やビートが超気持ちいい感じですが、その根底にはこれだけとがった攻撃的な翔さんがいるんだなぁ。
僕が曲を、トラックを作る前にデモとして仮に入れたもので、何に乗せて録ったかというと、AIさんのI wanna no のトラックに入れて僕のラップを入れました。そのラップを元に、後からトラックを作っていくという形を取ったんですけれども、結果的に今となってはと言いますか「ペンの指す方向 チャプターⅢ~I wanna no Remix」みたいな形になるのかなぁと思います。アタックの強い感じで、パワーのある、風に聞こえるかと思います。」(SHOBEAT2007.12.23より)


✿嵐の曲に関連✿
どこにいても シンフューチャリング櫻井翔 →のちに「Still...」に使用
シン・ha-jと共作、KOBA DA BEATがスクラッチで参加 2007.8.12 2008.3.16 
ロシアに行ってしまうという友人のために作ったというこの曲。”どこにいても変わらないよ”というメッセージなのかな。「Love so sweet」をサンプリングしています。
シンさんのパートは全編関西弁でラップされていたり翔さんとはフロウも全然違って、ラッパーによってホントに個性って出るよねぇと。誰か他のラッパーと一緒に歌っている曲って珍しいですよね。
翔さんのラップパートは低音ラップですが、ところどころ高い声でも重ねてあって、これが張っていない声で。こういう軽めの声でのラップもいいよな~なんて思ったり。
以下翔さんの話を抜粋(SHOBEATより)
海外に行く友だちと一緒に作った曲で、友だちのラップに、どっちかと言うと僕がフューチャリングする形で参加してる」「トラック等々がっつりha-jさんと一緒に作りまして。トラックも僕の趣味思考が入ってるかなーと思います。」「最後にスクラッチ入ってるんですけれどもー、嵐アルバム「Time」でスクラッチやってくれている、「Cry for you」でスクラッチやってくれているKOBA DA BEATさんていう方にスクラッチ参加していただいています。」 
で、あれっ?これ、聴いたことあるよな~と思っていたら、「Still...」ですやん!!わー、知らなかったですっ。翔さんによれば(SHOBEAT2007.9.23より)
びっくりしたのが、これ(「Still...」)恋愛ソングなんだね。オレの捕らえ方は完全に友情の歌だと思っていたので。いろいろ解釈はあると思うんだけど。」「そのままじゃなくて色々と手直しをして、あれ(「どこにいても」)はあくまで個人的な楽曲の歌なので、今回は『Still...』の方にちょっと合わせて、いくらか手直しはしてるんですけれども。ただ、自分でオリジナルで作った曲のラップをそのまま、ガン!って嵐の曲に持ってくるのは初めてで。
曲って、2パターンあると思って。聞き手に擦り寄るって言ったら表現可笑しいけど、聞き手が聞きやすい世界観の曲を作るっていうのが1つと。自分の身勝手とも言えるぐらい自分の感情を素直に書いた楽曲っていうのは、今度は聞き手側が擦り寄ってくるっていうか、自分の想いをドカンと乗せた個人的な詞を書いたとしても、言い方悪いけど、勝手に聞き手がそこに共感してくれる、自分のエピソードを引っ張り出して、共感してくれるっていうことがあると思うんですね。今回は『Still...』っていう楽曲の、全体的な心理状態と当時僕が思っていた、考えていた気持ちっていうのが全く合致したので、そのまま僕の気持ちをドンッと乗せたラップを聴いてもらって、それを聞いてる人に共感してもらうっていうスタンスを今回初めてとったわけですね。
ちょっと歌詞は手直ししてあるんですが、ラップのメロディは同じなんですよね。鍵盤で弾けるくらい明確な音程のラップですが(だから「Still...」のラップは歌いやすいって人多いですよね)、「Still...」に持ってくるにあたってこういう節回しを変えなかったってところも興味深いです。

□Cool&Soul -櫻井翔RAPver.- 2006.7.15
こういうデモをかけてくれるなんて!!
他のメンバーがこのデモをよく聴きこんだんじゃないかなって思うくらい、節回しがおなじように感じます。

クリスマス曲 ha-jと共作 2006.1.7、12.16、12.23 (2004年に着手)
「ふたりの記念日」のラップ完全Verともいえますかな。ha-jさんと作った曲で、コーラスもha-jさん。
とても優しい声でバックトラックもアコギの音が温かいクリスマスソング。  
以下、翔さんの話を抜粋です(SHOBEAT 2006.12.23 より)
一番最初に着手したの3年位前」、「サビが”ひとりひとりeach story”ってとこがあるんだけど、作った時はその年金曜日がクリスマスイブで、”each story”じゃなくて”ひとりひとり 金曜日”だったんだけど、どんどん作業が停滞しー、「もう金曜日じゃなくなちゃったねー」って話になって「イーチ ストーリー」になったりとか。
4つのバース、そのeach story、それぞれの4つのシチュエーションの曲なんですね。」 
ひとつ目が失恋してしまった人のひとりのクリスマス。2つ目が、私的なものだからあれなんだけど、オレの友達の地方組のシチュエーションの歌。つまり仕事を始めて、東京でなく地方で働いてて一人で過ごすクリスマスの話。3つ目と4つ目は、普通に恋愛のクリスマスのシチュエーションなんだけども、その3つ目と4つ目が「二人の記念日」と、嵐の曲の間奏ラップ部分の元となっていて、そっからバースをちょこちょこ引っ張ってきて「二人の記念日」のラップが、嵐の楽曲として形になったということになります。 だから「二人の記念日」間奏ラップの、まぁ、言ったらオリジナル版ですか、と言うことになります。

Ready To Fly仮ラップ 2006.9.16
アルバム『ARASHIC』の大野さんメイン曲「Ready to Fly」の間奏に仮で入れたラップ。お宝音源ですやん。メンバーメインの曲では相葉さんメインの「Secret Eyes」と2曲ラップを書いたそうですが、大野さんはこの曲にはラップはいらないよと。
で!あれ?これどこかで聴いたことあるなぁ・・・・と思っていたら!この仮ラップが翌年の翔さんソロ「Can't Let You Go」のイントロ部分にマイナーチェンジされて持ってこられていると!!!
 以下翔さんの話を抜粋(SHOBEAT 2007.8.12より)
『Ready To Fly』の時に書いたのは、”よそ向いてないでほらこっち向いて 涙の痕付く目尻 拭いて 肘をついて 今を悔いてないで 今を気付いて”だったんだけど。そこをちょっと変えて”うつむいてないで 肘を付いて”っていうラップに変えたりだとか。 間奏のラップ部分も”君の頭が 震えた肩が”っていうリリックも。最初凄いエロくて。フフフ笑。これは教育上良くないなって思って変えたんだけど。凄い夜な感じになっちゃって。あのー、つ・・・、ま、いいや。どういう風に書いたか言わないけど笑 フフフ笑 フフフ笑 知らないためにそう変えたんだから、わざわざココで言う必要もねーもんな。
変える前のリリック知りたいがな!笑


他にも名曲ぞろい!!

ウエディングソング ニノさんと共作 嵐のBlue使用 2005.5.7
製作途中で部分的に流してくれたもの。めっちゃ短いんですがたまらんです!
低音でのラップ。すごくラフに歌っているので、まるでプライベートで隣で歌ってくれてるみたいで、かなり萌えます♡
”思い出の曲のカセット セットした”にちょっと時代を感じますなぁ。

星になるまで 2006.5.27,6.3 カノンをサンプリングのウエディングソング
 autam ver.が2007.8.26(春夏秋冬それぞれのver.がある)
友達の結婚式のたびに歌っていたというこの曲(一番最初に秋バージョンを作って、どの季節でも歌えるように一気に4パターン作ったとか)。
”これからふたりでいくつも歳を重ねて いつかあの空の星となる日まで”
結婚する二人を温かく祝福する、ステキなウエディングソングですね♪
総製作日数3日。カノンをサンプリングして、ドラムのループをのっけて、コーラスを録って」という感じでha-jさんと作ったそうです。「ウエディングソング」で使われていたリリックが使われてるみたい。

ヒップホップカフェライクオリジナルテクノ 2005.11.12
映画撮影の待ち時間にパソコンを使って遊びで作った曲だそうで。3曲とも仮タイトル。
オカピはこれは聴けずじまいです。うーん、どういう曲なんだろう?以下SHOBEATより抜粋です。
「ヒップホップ」っていう曲。すごい仮タイトルだな、これ。超中途半端で、もうちょっと盛り上がってから終わんないみたいな段階だけど。これ結構ね、映画のメイクさんは「おっ、これいいじゃん」って言ってくれた1曲なんだよね。ヒップホップっていったとこで、どうにかヒップホップなだけで、どっちかっていうとちょっと電子音ぽいんだけど。まぁ、気に入ってますね。まぁ、別にこれにリリックのせようって話じゃないんだけどもー、ちょっと、遊びでやちゃった感じですか。
次の曲はタイトル「カフェライク」笑「カフェっぽくねー」みたいな話をマネジャーとしてて、タイトル「カフェライク」にしたんだけど。オレのカフェのイメージってこんな感じなのかな。ちょっと最後呪いみたいになちゃいましたけど笑。ちょっと何かこじゃれた感じ?なかなかいい感じでできてるかなって、導入のとこはね。まぁ、こっからつめて作っていこうかなーって思ってるんですけども。
次の曲が1番ちゃんとできてるかな。で1番最初にパソコン買ってすぐ作ったやつなんだけど、これが意外に1番ちゃんと出来てて、これタイトル「オリジナルテクノ」笑。何それ?みたいな。 「オリジナルテクノ」って何?みたいな感じだけど、1番気に入ってるやもしれん。1番曲っぽくできてますよね。

the love like ha-jと共作 2007.5.27
か・・カッコイイ!大人な曲だっ!一番好きなソロ曲なんですかアンケート(ご協力ありがとうございます♡)で未発表曲ながら票が入っていましたが、わかるっ!いいですよねっ!なんとなく大人な「Touch Me Now」って雰囲気かな~と思っていたら、なるほど、ha-jさん。Stingの「Shape of my heart」みたいな雰囲気もありますなぁ。これ、完成してアルバムに入れてくれないかなぁ。楽曲でいえば、SHOBEATで流された曲の中でオカピは一番好きです。
以下翔さんの話を抜粋(SHOBEAT 2007.5.27より)
嵐のアレンジをやっていただいているha-jさん、僕は個人的な付き合いもありまして、その関係でよく遊びに行って、何か曲とか作ったりしてるんだけど。3年?4年前ぐらいかな?、に、ちょっと作ってみようって言って第1段階作って、そのまま保留されてる楽曲で。」「これはね、昔売れた本で、地図の読めない女、何とかの出来ない男ってあったじゃないですか?そのまま、女性と男性の価値観の違いじゃないけど、これはその恋愛の、女性は例えばだけどこの歌の世界では女性は、昔付き合っていた男の人と見切りをつけてすぐ次に進んでしまったと。 でも男はそれをずっと悔やんで今も心に残っているみたいな、その男女間の恋愛の価値観の違いみたいいなのの歌になってるわけです。でサビの歌部分はha-jさんが歌ってくれてまして、全篇ラップは僕が作って僕が書いておりますと。

Where Is the Love 翔ラップオリジナル リミックス 2008.3.30(最終回)
 Black Eyed Peasの「Where is the Love」のトラックにのせて。 
メッセージ性の強いリリック。世界や社会について自分の考えを述べているリリックって、この曲だけなんじゃないかな?聴いていると曲を楽しむと言うより、ほんと考えさせられます。
以下SHOBEAT(2008.3.30)より抜粋です。
ソロのコンサートでやったBlack Eyed Peas の「Where Is the Love 」という曲のトラックに載せて僕がラップを書いた曲です。 僕はイントロで、9・11の映像を見ながらテレビの前に座ってるという映像で始まる曲となっています。」  
僕がその当時思っていたことを、短いバースなんだけどその中に詰めた曲となっておりまして、何でこういった歌詞を書いたかっていうと、僕の昔からの友だちで、当時イスラエルに行き来してる友だちがいて。そういう所にいる人たちは、子供の頃から“大人になったら自分が兵士になる”というのが、普通の観念として持ってる方たちが多い、と。それは、もちろんイスラエルって場所じゃなくても、世界各国にそういう国がどこにでもあると思うし、あっちゃいけないことだと思うけど、どこにでもどうしても存在してしまうし。そういった話を聞いた時に、そもそも大人になって仕事について、家庭を持って、っていうことよりも先ず最初に“大人になって銃を持つ” “戦場に行く”ということを考えてる人達がいるって聞いたのがすごく衝撃的だった、ので、こういったのを書きました。
当時書いたものなので、ちょっと青臭い歌詞もありますが、一貫として僕の根本にあるものは変わっていません。 歌詞にあるように、“今日も玉(弾)の分だけ札が舞う”その事実は変わっていないように思います。


ということで、これで一応全曲レビューはおしまいでございます!
次回まとめっ!