こんにちは(^ε^)
今回は、サクラップと歌割りの関係第3弾!
櫻井さんがサクラップ曲中に担当するラップと歌の分量についてです。

まずは再び、それぞれのサクラップ曲について、メンバーが二手に分かれる部分で櫻井さんが誰と一緒に歌っているか書き出しておきます。×は櫻井さんが二手に分かれる部分に参加していない曲。曲名の後ろの丸数字は、曲中にRAPが何か所あるかです(歌詞カードのブロック数を基本に。歌詞カードに乗っていないものも含めます(ARASHIとかSUNRISE日本とかは歌詞カードになくても1ブロック分歌っている箇所があるので)。)。

(ポニーキャニオンレーベル)

A・RASHI⑤            →× 
SUNRISE日本③     →× 
HORIZON ①              →大野さん 

台風ジェネレーション④   →× 

感謝カンゲキ雨嵐②    →松本さん相葉さん 

君のために僕がいる①   →ニノさん 

時代③             →× 

 (J Stormレーベル)

a Day in Our Life          →ニノさん相葉さん(ラップ隊)

PIKA☆NCHI④        →× 

言葉より大切なもの①    →大野さんニノさん 

PIKA★★NCHI DOUBLE②       松本さん相葉さん 

サクラ咲ケ③          →ニノさん(ニノさんハモリのワンフレーズのみ)
                      松本さん(ワンフレーズのみ)  

きっと大丈夫  ③             →大野さん 

We can make it!②       →ニノさん相葉さん 

Step and Go③         →ニノさん相葉さん 

風の向こうへ②        →大野さん 
Believe②           →松本さん相葉さん  
                     大野さん相葉さん(ともにワンフレーズ) 

Face Down②          →ニノさん相葉さん
                      大野さん(ワンフレーズ) 



順にみていったときに「PIKA★★NCHI DOUBLE」(2004年)が一つの区切りとなっていると考えました。
簡単にいうと、それまでは大野さんと櫻井さん(歌&ラップ)が担当する量が他のメンバーより多かったのが、この曲以降ほぼほぼ平等になった、ということです。

まず、1つ前の「言葉より大切なもの」(2003年)までは、大野さんが1曲を通してRAP以外をまるっと歌っている曲も多くあります(詳しくはまた触れます)。
それが、この「PIKA★★NCHI DOUBLE」で初めて全員にソロがあり、この曲以降大野さんが1曲を通して歌うこともなくなります(「WISH」は除く)。これまで大野さんが一人で歌っていた分も他のメンバーに割り振られるので、5人が二手に分かれる、もしくは他のメンバーがソロで歌う量が増えています。
その結果として、それまでラップの量が二手に分かれるメロ部分より多くなる曲があったのが、この曲以降二手に分かれたりソロで歌ったりする部分より多くなることはほぼなくなりました

櫻井さんの歌割りということに話を戻すと、
言葉より大切なもの」(2003年)までは、ラップの量が二手に分かれる部分より多い曲では二手に分かれる部分に参加していません(上記、×印のついている曲です)。
逆に、ラップが1か所しかないか、二手に分かれる部分より少ない曲では、二手に分かれる部分に参加しています(上記、一緒に歌っているメンバーの名前がある曲)。そして参加する場合、他のメンバーと同じ量を歌っています。
つまり、この曲までのサクラップ曲では、櫻井さんがニノさん・松本さん・相葉さんより多くの部分を担当しています(多めのラップ、もしくは少な目のラップに加えて3人と同じ分量の歌を担当する。)。大野さんが一曲を通して歌っていない曲では、大野さんの担当量を上回るものもありました。

これが、「PIKA★★NCHI DOUBLE」(2004年)以降はラップの量が多ければ、歌は他のメンバーより少なめ、といった具合に、ラップを含めて全員が大体同じくらいの分量を担当するように割り振られています
例えばこの曲で二手に分かれるのは1番と2番のA・Bメロ。この部分を他の4人は歌詞カードでいうと4段ずつ歌うのに対して、櫻井さんは2段分歌っています。また、2サビの後のラップには4人がソロでメロディを被せています。最後のラップが多い分、若干櫻井さんが担当している量が多いですが、それまでの曲と比べると、全員の担当する分量がラップを含めて平等になるように歌割りがされているかなと。(「PIKA★★NCHI DOUBLE」の歌割りはこちら♪)。

それ以降の曲でもうひとつ例を挙げておくと、「きっと大丈夫」はBメロ部分で二手に分かれ、櫻井さんは大野さんとコンビで歌っています。この2人の担当するフレーズが他の3人の担当部分と比べて短くなっていますが、これは大野さんがAメロをまるまるソロで歌い、櫻井さんがラップを担当しているからと推測されます。(ちなみにCメロも他の3人が歌いつないでいます。この曲の詳しい歌割はこちら♪)。結果、全員の担当量がほぼ同じに。
他にも、ラップ前後のメロを他の4人が歌うことで担当量がほぼほぼ平等になっている曲もあります(「Step and Go」「風の向こうへ」「Believe」)。
ちなみに「サクラ咲ケ」では他のメンバーと同じだけメロディを担当しているので、櫻井さんの担当がラップ分まるまる多いですが、この曲は1番から一人ずつ歌いつないでいたり、ちょっと他とはちがった歌割りになっています。

と、いうことで!
サクラップ曲における櫻井さんの歌割りをみたことで、サクラップ曲の場合「PIKA★★NCHI DOUBLE」を境に、ラップを含めた担当量が5人平等の歌割りとなったことがわかりました。

(この時期が境になるのは、「言葉より大切なもの」でRAP詞を櫻井さんが初めて作詞していることも、関係あるのかな?)