何だかんだで今週一番レース映像を見ていたのはこの馬かもしれません。二頭確実に強い馬がいるので、馬券的にはどうしても気にはなってしまいます。ある程度の高配当を狙うなら、何らかの理由をつけて三頭のうちどれか一頭を切るしかない訳ですが、その際に実績が劣るこの馬にどうしても白羽の矢が立ってしまいます。
でも本当にそれで良いのか?もうちょっとだけ考えてみました。
新馬戦新馬戦は京都1800mで以下のラップを比較的前目で早めに抜け出しました。
12.7-11.7-12.0-12.6-12.5-12.3-11.6-11.1-11.2
前半3Fは少しペースが速かったためか少しおっつけ気味の追走です。4コーナーからスパートを開始し、ラスト1Fでは既に先頭に立っていました。ラスト3Fのこの馬の目算ラップは11.6-10.7-11.2くらいでしょうか。最後少し手綱を緩めましたが、そこまで余裕というほどにも見えませんでした。
若駒S二戦目は若駒Sの京都2000mでした。ここでは後方からの追走で、ラスト32.6という足で差し切りました。レースラップは以下のような感じです。
12.7-11.3-13.6-13.1-12.7-13.2-12.3-11.4-11.0-11.1
前半は新馬戦以上にスローでしたが、ここで全く無理をしていないので、実質ラスト4Fまでは無いに等しいです。この段階で先頭のノーブルマーズからは1秒程度差があったので、マカヒキのラスト4Fは、12.0-11.3-10.8-10.6 くらいに見えます。
特筆すべきはラスト3F-2Fのところです。この速いラップで他馬は当然一生懸命走っている訳ですが、この馬だけほぼ馬なりです。この馬が実質スパートを開始したのはラスト200mからでした。いくらはやい時計が出る京都とはいえ、11.3-10.6の流れを馬なりで出せるっていうのは非凡と言わざるを得ません。これだけで一つの才能と言えると思います。
さてここでですが、京都で速い時計を出せるとはどういう事を意味するのでしょうか。京都は4コーナーで下りその後平坦ですので、下りで一気にスピードに乗り、それを2Fの間維持させる力が優れている、と言う事になります。
速いスピードを維持できるというのは、ここからは自分の考えになりますが、自転車で言うところの一番重いギアに入れて走っている状態なのではないかと考えています。下り→平坦の舗装された道路をマウンテンバイクとロードバイクで走った時の差に近いのではないでしょうか。
ギアが重い訳ですから前半位置を取りに行かない方が良いですし、上り坂では逆に不利になります。新馬戦と若駒Sはいかにもデムーロとルメールの差が出たというレースでしたが、ここまで見て行くとルメールのほうがこの馬に合っているように思えます。
また、前回の検討時に"この馬の走りに若干違和感を覚える"と書きましたが、これはここまで書いてきたこととは全く異なります。何となく走りが固いんですよね。逆にこんなに固くて良くあんなに速い足が使えると思う位です。
これが"違和感"なのですが、決して走らないと思っている訳では無くて、今まで見てきた強い馬の中に似たようなタイプが見当たらない、というだけです。もしかすると京都じゃない方が走るという可能性も考えています。ただどちらしても、そこまで長くこのいい脚は使えないのでは、とは考えています。
長々と書いてきましたが、結局、今のところまだ良く分からないです。非凡なものを持っている事は確かですが、スタミナ的なものや競馬場の相性など、現時点で情報だけだと判断しづらいです。また、実は本質的には距離が持たないという可能性もありそうです。
ん~、何だかんだでバッサリ切るのは結構怖いんですよね (´△`)
さてどうするかな。。。
では~ ヾ( ´ー`)