あと10日で
あと10日で、あの中越地震から一年経ちます。
支援の前線基地となった新潟市では一日中ヘリコプターが空を行き来していました。
地震発生から5日後に被災地の一部に入った筆者は、その信じられない光景が今でも鮮明に覚えています。
すでに市街地では、他の地区から応援に来た宅急便が住宅地図とにらめっこしながらも配達に回っていたのには驚きました。
しかし、その時点でも道が崩れて車では行くことの出来なくなっている集落が幾つもあったのです。
被災地では、今年の夏になってもまだ半分崩れたままの道路も多く見られました。特に山間地での道路の破損状況は半端じゃありませんでした。
そんな事から筆者が身をもって感じたのは、地震の初期に於いて最も重要なのはアクセス経路の確保だということです。
被災状況の把握も、けが人の搬送も、生き埋めになった人の救助も、アクセス経路の確保無しでは出来ないことです。
中越地震ときは、道路が被害を受けたのが数十キロ四方の範囲に限られていたうえ、山の標高も低めだったため、最悪数時間も歩けば到達できる現場が殆どでした。不幸中の幸いというか、中越地震で道が壊れた地域には、冬の除雪のため、また「角栄ブルドーザー」(古い話ですが)のお膝元でもあっため、他の地域よりは重機の数が多く、また操作できる人も多く存在した(雪国の悲しさ、出稼ぎで土木関係に従事していた住民も・・・)ので、自力で早い段階で応急的に車が通れるように補修した道路もあったようです。
しかし、パキスタンでは被害地域は百キロ以上にも及んでおり、しかも千メートル以上の険しい高地も含まれています。重機は中越よりは断然少ないでしょう。山は険しく崩れた道路はそう簡単には直りません。また余震による二次被害の危険性さえもあります。
そーなると、最初の数日間は陸路が絶たれた被災地へのアクセスはヘリコプターに頼るしかないのです。しかし、現場が高地であるが故の気流の乱れ、気候の変化、高高度でのヘリの性能低下など考慮しなくてはなりません。そんな難しい条件で運用出来るのは過酷な訓練を受けている軍(日本の場合は自衛隊)のヘリコプターではないでしょうか・・・昨日の話の続きとなってしまいましたが(^^ゞ
地震発生からの報道を見ている限りパキスタン政府は自分で救援活動は出来る、手は足りているからお金を援助して欲しいと言っていました。インドとの紛争、その他の隣国のなかにも決して情勢が安定しているとは言い難い国もあることから、弱みを見せたくないとの思いもあったのでしょうが、そんなプライドが被災地の情勢をさらに悪化させているようで・・・。そんなことから、昨日になって大統領がパキスタン国民に向け初期対応の遅れを謝罪する演説をしたようです。が、そのなかで各国の支援に謝意を示しながらも、資金面での援助を強調しているとは、う~ん、まだまだ人的・物的な援助が必要に思えるのですが、いかがなものでしょう?
もし、日本の大都市が巨大地震に襲われたとしたら、国のプライドなんて言ってられないですよね。
五泉 さといもまつり 動画 UPしました。
支援の前線基地となった新潟市では一日中ヘリコプターが空を行き来していました。
地震発生から5日後に被災地の一部に入った筆者は、その信じられない光景が今でも鮮明に覚えています。
すでに市街地では、他の地区から応援に来た宅急便が住宅地図とにらめっこしながらも配達に回っていたのには驚きました。
しかし、その時点でも道が崩れて車では行くことの出来なくなっている集落が幾つもあったのです。
被災地では、今年の夏になってもまだ半分崩れたままの道路も多く見られました。特に山間地での道路の破損状況は半端じゃありませんでした。
そんな事から筆者が身をもって感じたのは、地震の初期に於いて最も重要なのはアクセス経路の確保だということです。
被災状況の把握も、けが人の搬送も、生き埋めになった人の救助も、アクセス経路の確保無しでは出来ないことです。
中越地震ときは、道路が被害を受けたのが数十キロ四方の範囲に限られていたうえ、山の標高も低めだったため、最悪数時間も歩けば到達できる現場が殆どでした。不幸中の幸いというか、中越地震で道が壊れた地域には、冬の除雪のため、また「角栄ブルドーザー」(古い話ですが)のお膝元でもあっため、他の地域よりは重機の数が多く、また操作できる人も多く存在した(雪国の悲しさ、出稼ぎで土木関係に従事していた住民も・・・)ので、自力で早い段階で応急的に車が通れるように補修した道路もあったようです。
しかし、パキスタンでは被害地域は百キロ以上にも及んでおり、しかも千メートル以上の険しい高地も含まれています。重機は中越よりは断然少ないでしょう。山は険しく崩れた道路はそう簡単には直りません。また余震による二次被害の危険性さえもあります。
そーなると、最初の数日間は陸路が絶たれた被災地へのアクセスはヘリコプターに頼るしかないのです。しかし、現場が高地であるが故の気流の乱れ、気候の変化、高高度でのヘリの性能低下など考慮しなくてはなりません。そんな難しい条件で運用出来るのは過酷な訓練を受けている軍(日本の場合は自衛隊)のヘリコプターではないでしょうか・・・昨日の話の続きとなってしまいましたが(^^ゞ
地震発生からの報道を見ている限りパキスタン政府は自分で救援活動は出来る、手は足りているからお金を援助して欲しいと言っていました。インドとの紛争、その他の隣国のなかにも決して情勢が安定しているとは言い難い国もあることから、弱みを見せたくないとの思いもあったのでしょうが、そんなプライドが被災地の情勢をさらに悪化させているようで・・・。そんなことから、昨日になって大統領がパキスタン国民に向け初期対応の遅れを謝罪する演説をしたようです。が、そのなかで各国の支援に謝意を示しながらも、資金面での援助を強調しているとは、う~ん、まだまだ人的・物的な援助が必要に思えるのですが、いかがなものでしょう?
もし、日本の大都市が巨大地震に襲われたとしたら、国のプライドなんて言ってられないですよね。
五泉 さといもまつり 動画 UPしました。