挑戦し続ける人生には、輝かしい成功と同じくらい、いや、それ以上に数多くの失敗がつきものであると、僕は考えています。
今日は、いつもより大幅に遅れたこの時間に、この記事を更新しています。
いつも4時台に、と公言しているにも関わらず、です。
これは、弁解の余地もない、僕自身の完全なるミスであり、今月掲げた「プレイヤー月間」という新たな挑戦が招いた、一つの明確な「失敗」の形に他なりません。
新しいことに没頭し、自分を追い込む中で、これまで当たり前にできていたはずの自己管理という土台が、もろくも崩れ去ってしまったのです。
今日の記事は、そんな失敗をごまかすための言い訳ではありません。
むしろ、この失敗を直視し、なぜこのような事態に陥ったのかを徹底的に分析する、僕自身の公開反省会です。
僕がこの1ヶ月で経験した「キャパシティオーバー」という痛みを伴う学びが、今まさに何かに挑戦し、壁にぶつかっているあなたの心を少しでも軽くする一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
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かつての栄光が、現在の自分を蝕む罠になる。3年前の自分は、もういないという現実。
今月、僕が犯した最大の過ちは、3年前にがむしゃらに働いていた頃の自分と、今の自分を同じ物差しで測ってしまったことにあります。
僕の人生で最も労働に時間を捧げたのは、間違いなく3年前、フリーランスとして独立したばかりの頃でした。
当時は1日18時間労働も厭わず、複数のSNSアカウントを毎日更新し、運用代行をこなし、ブログ記事を書き、ウェブライターとして活動し、さらにはYouTube動画まで毎日投稿するという、今思えば狂気の沙汰としか思えない作業量をこなしていました。
寝て、起きて、作業して、また寝る、その繰り返しが僕の日常の全てだったのです。
その頃の記憶があるからこそ、「あの時に比べれば、これくらいの挑戦は乗り越えられるはずだ」という、根拠のない自信と過信が、僕の中にありました。
しかし、現実はそう甘くはなかった。
当時の自分と今の自分とでは、取り巻く環境も、自分自身という存在も、あまりにも違いすぎていたのです。
無視できない「年齢」という名の変化。体力は、確実に有限な資源だった。
まず認めなければならないのは、ナチュラルに、そして確実に年齢を重ねているという、紛れもない事実です。
3年前の、無理が無限に効くと思っていた身体と、現在の身体とでは、回復力も、持久力も、全くの別物になっていました。
昔であれば、二日連続の徹夜ですら「気合でなんとかなる」と思えていたものが、今では一日たりとも持ちこたえることができません。
睡眠時間を削って活動時間を捻出するという戦略は、もはや僕の選択肢には存在しないのだと、痛感させられました。
それは単なる体力の低下というよりも、精神的な粘り強さを含めた、人間というバッテリーそのものが経年劣化していくという、避けられない現実なのです。
若い頃は無尽蔵にあると感じていたエネルギーが、実は指数関数的に減少していくということを、僕は全く計算に入れていなかったのです。
この「年齢変動比率」という残酷な現実を無視したことが、今回の失敗における最初のボタンの掛け違いでした。
働き方の変化がもたらす「見えない疲労」。責任は、思考力を奪っていく。
そしてもう一つ、決定的に違っていたのは、働き方そのものと、それに伴う「責任」の所在です。
3年前の僕は、フリーランスとして、ただひたすらに自分の生活のため、自分のためだけに働いていればよかったのです。
誰かの人生を背負うことも、会社の未来を考える必要もありませんでした。
コンサルティングもしていなければ、会社も持っていなかった。
そこにあったのは、決められたタスクを、圧倒的な量でこなすことだけが求められる、ある意味で非常にシンプルな世界でした。
思考を巡らせ、何か新しいものを生み出す必要はなく、ただ馬車馬のように手を動かし続けることが正義だったのです。
しかし、今の僕は違います。
この配信を聞いてくださる皆さん、講座に参加してくれる生徒さん、そして僕が経営する会社の未来、関わってくれる全ての人のために、僕は常に頭を使い、意思決定をし続けなければなりません。
一つ一つの事業をどう進めるか、新しい企画をどう立ち上げるか、発生したトラブルにどう対処するか。
身体を動かす「作業」ではなく、頭脳を酷使する「思考」と「決断」が、僕の仕事の大部分を占めるようになりました。
この「考える」という行為が、これほどまでにエネルギーを消耗するものなのだと、僕は改めて思い知らされました。
ミーティングが一つ入るだけで、その日の疲労感は倍増する。
一つ重要な決断を下すたびに、精神的なHPがごっそりと削られていく感覚があるのです。
この「見えない疲労」が蓄積し、僕の思考の質を著しく低下させ、正常な判断能力さえも奪っていったのです。
「できていたこと」ができなくなる。それは、崩壊の始まりを告げる最も危険なサイン。
身体的な疲労と、精神的な疲労。
この二つのダメージが重なり合った結果、僕の身に最も恐れていた事態が起こりました。
それは、先月まで当たり前に「できていたこと」が、突如として「できなくなった」という、深刻なエラーです。
これまで、どれだけ忙しくても朝6時には起床し、朝活に参加することが僕の最低限のルーティンでした。
失敗したとしても、月に1日か2日程度。
それが、今月に入ってからは、半分近くの日数で朝起き上がることができなくなってしまったのです。
このライブ配信の時間も、徐々に後ろ倒しになり、ついには今日のような事態を招いてしまいました。
これは、正当化できる余地のない、明白な異常事態です。
「できないこと」ができるようになるのは「成長」ですが、「できていたこと」ができなくなるのは、何かが壊れ始めている「警告」に他なりません。
自分自身でやると決めたこと、公言した約束を、自らの手で破ってしまう。
この事実は、僕のメンタルに想像以上の大きなダメージを与えました。
「なぜ、前はできていたのに」という焦りと自己嫌悪が、さらなる負のスパイラルを生み出していくのです。
失敗という名の「負のスパイラル」から抜け出すために、今すぐできること。
キャパシティを超えた挑戦は、肉体的なダメージだけでなく、精神的な自信さえも根こそぎ奪い去っていきます。
一度この負のスパイラルに陥ると、抜け出すのは容易ではありません。
だからこそ、無理をしすぎていると感じた時には、勇気を持って立ち止まり、バランスを取り戻す努力が必要なのです。
走り続けることだけが正義ではない。
時には、戦略的に休み、自分をケアすることもまた、挑戦を続ける上での重要なスキルなのです。
急ブレーキは危険。一気に変えようとせず、少しずつハンドルを切り直す。
今の僕に必要なのは、一気に全てを元通りにしようと焦ることではなく、少しずつ、着実にバランスを取り戻していくことです。
急に生活を180度変えようとすると、その反動でさらに大きなダメージを負いかねません。
新しいことを始める時と同じように、軌道修正もまた、スモールステップで丁寧に行うべきなのです。
これまでできていたことができなくなったのは、それだけ新しい挑戦にエネルギーを注いでいた証拠でもあります。
その努力を無駄にしないためにも、自分を責めず、まずは小さな改善から手をつけていくことが大切です。
新しい何かを得るためには、何かを手放す覚悟が必要だ。
そもそも、僕のキャパシティがオーバーした根本的な原因は、新しいタスクを増やす一方で、既存のタスクを何一つ手放さなかったことにあります。
僕たちの時間も、集中力も、全ては有限な資源です。
何かを「始める」のであれば、同時に何かを**「やめる」決断をしなければ、いずれ破綻するのは自明の理でした。**
際限なく鳴り響く通知、思考を中断させる無数の連絡、それらが僕の集中力を奪い、疲労を加速させていたのです。
まずは、自分の思考をクリアにするために、不要なノイズを意図的に遮断することから始めようと思います。
これまで当たり前に受け入れていたものを一つ手放すだけで、驚くほどの思考の「余白」が生まれるはずです。
【結論】それでも、僕たちはアクセルを踏み続けなければならない。
ここまで、僕自身の情けない失敗談と反省を赤裸々に語ってきました。
しかし、僕はこの挑戦をしたこと自体を、後悔しているわけではありません。
なぜなら、こうして一度アクセルを限界まで踏み込んでみたからこそ、今の自分の限界値がどこにあるのかを、明確に知ることができたからです。
多くの人は、失敗を恐れるあまり、自分の限界よりもずっと手前でアクセルを緩めてしまいます。
それでは、自分が本来どこまで行けるのかを、永遠に知ることはできません。
やってみて、初めてわかることがある。
転んでみて、初めて自分の弱点に気づくことができる。
だからこそ、迷ったらやってみる、という挑戦する姿勢そのものは、決して失ってはいけないのです。
ただし、忘れてはならないのは、その先に崖があってはならない、ということです。
再起不能になるほどの大きなダメージを負う前に、自分の状態を客観的に把握し、バランスを取る必要があります。
挑戦と、自己管理。
アクセルと、ブレーキ。
この両輪をうまく回していくことこそが、長く、そして遠くまで走り続けるための唯一の方法なのだと、僕は今回の失敗から学びました。
もしあなたが今、過去の自分と比較して落ち込んだり、できていたことができなくなった自分を責めているのなら、どうか顔を上げてください。
それは、あなたがこれまでとは違うステージで、新しい挑戦をしている何よりの証拠なのですから。
その痛みも、焦りも、全てはあなたの物語を、より一層深く、豊かなものにするための、必要不可欠なスパイスなのです。
✅プロフィール
25歳｜株式会社S.Line 代表
・インスタでは7日間でフォロワー5万人増加
・SNSの総フォロワー17万人越え
・ほぼ全てのSNSで万垢達成
・YouTubeは1本で7万再生&収益化達成
・5チャンネル収益化
→垢BANして0から再スタート
・経済週刊誌エコノミスト掲載
・貴島明日香さんとTV出演
・サンクチュアリ出版と共同セミナー
・クローズドASPでの提携登壇経験
・品川駅の広告に掲載
・運用代行事業でメンバー40人超え
・案件特化型SNS運用代行スクール運営
・カメラスクール事業運営
・FC加盟でメンズ美容サロン経営
その他複数事業展開中