あなたは、「言われなくても続く」という状態が、どれほど強力な武器になるか考えたことがありますか。
言われなくても継続できること、それこそが最強であると僕は本気で信じています。
今回は、なぜ多くの人が義務感に縛られ、継続できずに挫折してしまうのか、そして、どうすればその呪縛から逃れ、自発的に行動し続けられるようになるのか、その科学的な秘訣について、深く、そして徹底的に掘り下げていきたいと思います。
もしあなたが「やらなきゃいけないと分かっているのに、どうしても続かない」と悩んでいるのなら、この記事はあなたのためのものです。
最後まで読めば、あなたの日常は「やらされ感」から解放され、「やりたくてたまらない」という情熱に満ち溢れたものに変わっていくはずです。
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なぜ僕たちは「やらされ感」から抜け出せないのか?
そもそも、「言われたからやる」という状態は、ある意味で最悪の状況だと思いませんか。
「〇〇してください」と指示されたから、ただそれをこなしているだけ。
そこには、あなたの意思も、喜びも、成長も存在しません。
「〇〇した方がいい」とアドバイスされたから、仕方なく取り組んでいる。
それは、まるで子供が親に「宿題をやりなさい」と言われて、しぶしぶ机に向かうのと同じです。
これは心理学でいうところの「反射的な条件付け」に過ぎず、あなたの人生にとって何のプラスも生み出さないのです。
僕たちは、できる限りこの「義務感」という名の牢獄から脱出しなければなりません。
僕たちが目指すべき理想の姿は、言うまでもなく「言われなくてもやっている」状態です。
誰に強制されるでもなく、自らの内側から湧き出る「やりたい」という衝動に突き動かされている状態。
この状態をいかにして自分の手で創り出し、維持していくか、それが僕たちの人生における極めて重要なテーマとなるのです。
「やる気はあるのにできない」の本当の理由
多くの人が口を揃えてこう言います。
「やりたかったんですけど、できませんでした」と。
「やる気はあったんです、本当にやらなきゃいけないって分かっていたんです」と、そう弁解するのです。
しかし、この問題を精神論だけで解決しようとしても、永遠に同じ失敗を繰り返すだけです。
僕たちは、なぜ行動できないのか、その根本的な原因を理解し、そもそも行動せざるを得ない「仕組み」から変えていく必要があります。
意志の力だけでなんとかしようとするのは、今すぐやめるべきなのです。
では、どうすればいいのか。
それをこれから、一つずつ丁寧に解き明かしていきます。
「言われなくても続く」を科学する:最強の習慣化メソッド
多くの人が、継続するためのテクニックとして「if-thenルール」を思い浮かべるかもしれません。
「もし〇〇したら、〇〇する」というように、特定の状況と行動を結びつけて習慣化する、非常に有名で効果的な手法です。
例えば、「朝起きたら、まずスクワットを10回する」といった具合ですね。
確かにこの方法は手っ取り早く、分かりやすいのですが、今回はもっと根源的で、より強力な改善策をお伝えしたいのです。
僕がこれまで実践してきた中で、最も効果が高いと断言できる方法、それが「パブリックコミットメント」です。
手法1: 周囲を巻き込む究極の強制力「パブリックコミットメント」
パブリックコミットメントとは、非常にシンプルな手法です。
あなたが「やろう」と決めたことを、友達や家族、あるいはSNSのような公共の場で、思いっきり宣言してしまうのです。
「俺は今日から毎日、このアカウントで学んだことを発信する!」
「私は絶対に1年後、フリーランスとして独立します!」
このように、みんなが見ている前で誓いを立てることで、あなたはもう引き返せない状況に自分を追い込むことができます。
「あの人、あんなに大きなことを言っていたのに、もうやめたんだ」と、誰にも思われたくないですよね。
そのプライドや羞恥心が、あなたの行動を継続させるための、とてつもなく強力なエネルギー源に変わるのです。
著者自身の体験談:なぜ毎日音声配信を続けられるのか?
何を隠そう、僕自身がこのパブリックコミットメントの絶大な効果を日々体感している一人です。
僕がこの音声プラットフォームで毎日配信を続けられているのは、決して僕の意志が鋼のように強いからではありません。
答えは単純で、「毎日やります」と、この場所で毎回のように宣言し続けているからです。
「絶対にこの時間帯にあげます」と、あなたと約束をしているからです。
その結果、僕の脳内では「みんなが僕の配信を待っている」「やらなければ約束を破ることになる」という認識が深く刻み込まれます。
だから、朝になれば自然と「さあ、今日もやろう」と思えるのです。
これは誰かに「やってください」と言われているのではなく、自ら作り出した状況によって「言われなくてもやっている」状態を、結果として構築できているに過ぎないのです。
あなたも、もしInstagramの運用や副業、どんなことでも構いません、本気で続けたいことがあるのなら、今すぐ周りの人に宣言してみてください。
信頼できる友人でもいい、家族でもいい、あるいはSNSのストーリーズのような、誰もが目にする場所で宣言するのは、特に効果絶大です。
その一言が、あなたの逃げ道を塞ぎ、未来を切り開くための最初の一歩となるでしょう。
手法2: 嫌なことも楽しくなる「好きなこととの掛け合わせ」
継続するためのもう一つの重要な秘訣は、やらなければいけないこと、つまり少し気が重いタスクを、あなたが心から「好き」だと感じることと掛け合わせてしまうことです。
人間は、嫌なことを我慢して続けるのが、本能的に苦手な生き物です。
ならば、その嫌なタスクを、好きなこととセットにしてしまえばいい。
例えば、あなたがコーヒーを飲む時間が至福のひとときなのであれば、「コーヒーを飲んでいる時間は、必ずSNSの投稿を考える」と決めてしまうのです。
あるいは、おしゃれなカフェに行くのが好きなのであれば、「カフェにいる時間は、必ず仕事や勉強をする」というルールを設けるのもいいでしょう。
あなたにとっての「プラスの行動」と、やらなければならない「義務の行動」を、意図的に連結させてしまうのです。
ゲームに夢中になったり、好きなドラマを観てだらだらしたりするのは、誰に言われなくてもできますよね。
それと同じように、プラスの行動に義務の行動をくっつけてしまえば、脳はそれを一体のものとして認識し始めます。
「これをしたいから、ついでにあれもやるか」という感覚です。
この小さな工夫が、無理なく自然と行動を継続させてしまう状況を、ゼロから生み出すのです。
「やめられない」状態を作り出す心理学の力
ここまでの仕組みを実践していくと、あなたの行動は徐々に習慣化されていきます。
そして、ある一定のラインを超えた時、今度はさらに強力な心理効果が、あなたを後押ししてくれるようになります。
それが、「サンクコスト効果」です。
ここまでやったから勿体無い「サンクコスト効果」の罠を逆用せよ
サンクコスト効果(サンクコストバイアス)とは、すで支払ってしまったコスト(時間、お金、労力)を惜しんで、合理的な判断ができなくなる心理傾向のことです。
簡単に言えば、「ここまで頑張ったんだから、今さらやめるのは勿体無い」と感じる気持ちのことです。
僕たちはこの心理を、継続のために戦略的に利用するのです。
ある行動を続けることによるコストよりも、それを「やめる」ことによる損失の方が大きいと感じるようになれば、人はその行動をやめなくなります。
つまり、このサンクコスト効果が強く働き始めるまで、まずは何とかして行動を続けてみることが重要になるのです。
なぜ毎日ストーリーズを上げ続けられるようになるのか?
例えば、僕の講座生には、毎日のストーリーズ投稿とその添削という課題があります。
最初は義務感で、「今日も上げなきゃ」と感じていたかもしれません。
しかし、それを30日、40日と一日も欠かさずに続けていくと、どうなるでしょうか。
おそらく、1日でも投稿をしない日を作ることの方が、気持ち悪く感じてくるはずです。
「せっかくここまで毎日続けてきたのに、ここで途切れさせてしまうのは、あまりにも勿体無い」と、あなたの脳が警報を鳴らし始めるのです。
毎日Voicyにコメントをくれている人も同じです。
もはやコメントをしないことの方が、これまで積み上げてきたものを失うような感覚になり、気持ち悪さを感じる段階に入っているはずです。
この状態こそが、サンクコスト効果が強力に働いている証拠なのです。
人間の意志は弱い。だからこそ「仕組み」で解決する
ここで改めて強調したいのは、人間の意志力なんて、あなたが思っている以上に、脆くて頼りないものだということです。
世の中で何かを成し遂げている人、継続力があるように見える人は、決して意志が強い特別な人間なのではありません。
彼らはただ、「強そうに見える」だけであり、その裏では、継続せざるを得ない「仕組み」を構築し、それで自分自身を無理やり動かしているだけなのです。
僕が毎朝、こうして配信できているのも、意志力が高いからではなく、「やらない」という選択肢がもたらすデメリットがあまりにも大きすぎる仕組みを、自ら作り出しているからです。
僕からすれば、配信をやめることの損失の方が計り知れないので、「普通にやるでしょ」という感覚になっているのです。
いかに早く、この「やらざるを得ない」状況に自分を追い込めるか、それがこれからのあなたの人生の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
「継続」が「好き・得意」を爆発させる:マネタイズへの道筋
発信すること、ストーリーズや投稿を作成することが、歯を磨くのと同じくらい「当たり前」になる。
そして、「やらないことの方が気持ち悪い」というレベルにまで到達した時、あなたの内面には大きな変化が訪れます。
その変化こそが、あなたの好きや得意を爆発させ、マネタイズへと繋がる重要なターニングポイントとなるのです。
習慣化に必要な「21日」の壁を乗り越える
人の習慣は、いつ変わるのでしょうか。
科学的には、新しい行動が習慣として定着するには、最短で21日間、平均すると42日間かかると言われています。
人によっては、2ヶ月から3ヶ月ほど要する場合もあります。
つまり、何が言いたいかというと、最初の1ヶ月くらいは、嫌でも、理屈抜きで、とにかく続けてみるしかない、ということです。
いきなり「言われなくても続く」魔法のような状態を期待してはいけません。
最初は誰だって、義務感や「やらなきゃ」という気持ちとの戦いです。
しかし、その苦しい期間を、これまで紹介した「パブリックコミットメント」や「好きなこととの掛け合わせ」、そして「サンクコスト効果」といった仕組みを総動員して乗り越えるのです。
嫌々やっていたことが「当たり前」に変わる瞬間
その壁を乗り越えていく過程で、あなたはふと気づくはずです。
あれほど「嫌だ」「面倒くさい」と感じていた感情が、いつの間にか薄れていることに。
そして、行動すること自体が、当たり前の基準として、あなたの日常に組み込まれていることに。
これは、あなたが何か特別な努力をして変化したわけではありません。
ただ、仕組みの中で動き続けているうちに、脳がその状態を「普通」だと認識し始めたに過ぎないのです。
「習慣化するか、しないか」なんて考えている間に、もうすでに習慣化されてしまっていた、という状態が理想なのです。
小さな成功体験「スモールウィン」が勝ち癖を作る
そして、この「継続」というプロセスの中で、あなたは必ず「小さな勝ち」を経験します。
投稿に、これまで以上の「いいね」がついた。
ストーリーズに、嬉しい反応が届いた。
誰かが、あなたの発信をきっかけに行動してくれた。
そういった、一つ一つの小さな成功体験、いわゆる「スモールウィン」を重ねることで、あなたは徐々にその行動自体に楽しさややりがいを見出し始めます。
「これ、もしかしたら好きかもしれない」「これは、意外と得意かもしれない」
その気づきが、さらなる行動のモチベーションとなり、あなたのパフォーマンスを飛躍的に向上させていきます。
そして、その先に、SNSでのマネタイズといった、具体的な成果が待っているのです。
逆に、一度でも「負け癖」がついてしまうと、非常に厄介です。
「どうせ私なんて、やっても続かない」「どうせ頑張ったって、無駄なんだ」
そう思っている人は、何か新しいことに挑戦しても、すぐに壁にぶつかり、あっさりと諦めてしまいます。
続ける人間と、やめる人間、あなたの人生にとってどちらが良いかは、考えるまでもありませんよね。
【結論】あなたの人生は、今日の「一歩」で、いくらでも変えられる
ここまで、長々とお話ししてきましたが、結論は非常にシンプルです。
「言われなくても続く」状態を手に入れるためには、まず、諦めて「頑張る」しかない、ということです。
最初は、理屈も言い訳も通用しません。
習慣化の軌道に乗るまでは、泥臭く、必死に、やるべきことに取り組む期間が絶対に必要です。
そこから逃げていては、何も始まりません。
しかし、その最初の苦しい坂を登り切れば、景色は一変します。
習慣の力と、サンクコスト効果が、あなたの背中を力強く押してくれます。
「やめる方が勿体無いから、続けるか」
そんなゲーム感覚で、淡々とやるべきことを積み上げていけるようになります。
一つの習慣化に成功すると、それが大きな自信となり、「他のこともできるかもしれない」という自己効力感が高まります。
そのようにして、良い習慣を一つ、また一つと増やしていく。
そうすれば、いつの間にかあなたは、誰に言われるでもなく、自らの意思で行動し続け、圧倒的な成果を生み出す人間に変わっているはずです。
さあ、この記事を読み終えた瞬間が、あなたの新しい人生の始まりです。
まずは一つ、どんなに小さなことでも構いません。
「これを絶対に続ける」と決め、そして、それを誰かに宣言することから始めてみてください。
その小さな一歩が、あなたの「負け癖」を「勝ち癖」に変え、未来を劇的に好転させる、確かなきっかけとなるのです。
✅プロフィール
25歳|株式会社S.Line 代表
・インスタでは7日間でフォロワー5万人増加
・SNSの総フォロワー17万人越え
・ほぼ全てのSNSで万垢達成
・YouTubeは1本で7万再生&収益化達成
・5チャンネル収益化
→垢BANして0から再スタート
・経済週刊誌エコノミスト掲載
・貴島明日香さんとTV出演
・サンクチュアリ出版と共同セミナー
・クローズドASPでの提携登壇経験
・品川駅の広告に掲載
・運用代行事業でメンバー40人超え
・案件特化型SNS運用代行スクール運営
・カメラスクール事業運営
・FC加盟でメンズ美容サロン経営
その他複数事業展開中