先輩と後輩の在り方


先輩は、後輩からして

この人に教えてもらいたい!と思われる人に


逆も然り、

この人に教えてあげたい!と思われる人に


なるべきですよね



とあるAさん(先輩)がBくん(後輩)に対して

A「さっきのお客様への対応、お客様に気を遣わせてたからこうしたほうがいいよ。」

B「いや、僕は対応について喜んでもらえてたと思います」


この事例はBくんからしたら

お客様の気持ちなんて分からないじゃないか

お前が正しいとおもうなA!みたいな感じです


ただ、AさんもBくんを責めたくて言った訳ではないので、Bくんは素直に聞き入れてあげた方が良いですよね


ましてや経験は先輩の方がある訳ですし、耳を傾ける事は大事です。


ただこの場合は、BくんがAさんを認めていない。

これに尽きるんです


後輩からして、"この先輩に教えてもらいたい"がなければ

必要としていない指摘やアドバイスは、

全部"責め"に感じる訳です


教えたいAさんがいても

教えられたくないBくんであれば

馬の耳に念仏なんです


もちろん言い方や、諭し方にも問題はあるかもしれませんが


美容師というものは特に

スタイリストになると自分のやり方が生まれるので、他人にとやかく言われる事に嫌悪感を抱く事は少なくありません。


プライドという箱が積み重なって、どんどん高い位置に上がってしまうんです。

プライド(態度)が高く大きくなってくると他人の意見はどんどん聞こえくなっていきます。


でも降りる行為ができるのは自分だけですよね。


プライドが高くなりすぎて働くお店を変える人も多いです。


でも



自分がアシスタントからスタイリストになるまで育ててもらった環境をスタイリストになった途端、自分1人で大きくなった顔をして急に先輩の助言を煙たがりお店を辞めてしまう、そんな人は多いです。


僕はそれを実家を家出する人だと解釈しています。


実家でしていただいてた事を感謝しないとスタイリストになっても壁にぶち当たるんです。


心の底から人に感謝できる人でないと、人から感謝してもらえる人には、なれません。


そのためにはまず、お世話になった方々に本気で感謝を感じながら、仕事をするべきだと僕は思います。