15年前、
貰ってきた子猫にももこと名付けました。
初めて会った日、
ももちゃんは兄弟猫達と一緒に掃除機の筒に入って遊んでいて、
片手の掌に乗るサイズでした。




11月1日の夜中に私の最愛の猫、
ももちゃんが天国へ旅立ちました。

高齢猫にありがちな腎臓が悪いんだろうな
という症状が今年から出ていたものの、
年齢も年齢で、
病院に通って点滴を続けるのもな…
となり、
娘とも話し合った結果、
痛みや苦しみが出たら治療するの方針で見守ってきました。
近頃は認知症も出ていて何度も餌を欲しがるので、
何度かに分けて給餌したり、
粗相も増えたので毎日の床拭きをする日々でした。

一昨日の昼間は私の後ろをいつも通りついてまわり、
二階にもついてきたりしていたのですが、
夕方タロちゃんの入浴をしていた時になぜかお風呂についてきてうずくまり、
そのまま洗面所にずっといるようになりました。
食べたものを吐き、ほとんど食べ物を受け付けなくなり、
お風呂場にいたがったので全員の入浴後、
娘がお風呂場を拭きあげてももちゃんにがいられるようにしてくれました。

翌朝、もうほとんど歩けなくなったので、
トムはこのまま家で看取るべきだと言って仕事に行ったのですが、
私達はどうしても覚悟ができず、
病院に電話をして先生に診ていただき、

僕の子なら治療はしません
悩んでたかもしれないけど、
通院して治療を続けて少し寿命を延ばすのもありだけど、
それが必ずしも良いとも言えない部分はある
このまま家で看取ってあげてほしい
もしも痙攣が怖いなら、
往診の先生も紹介するから時間外は連絡してみて

と言われて娘と2人、泣きながら帰りました。

腎不全の末期でした。

こうなることは重々承知で見守るを選んだのに、
この期に及んでこうすれば良かった、
ああすれば良かったと後悔は尽きず。
でも前の猫の最期が壮絶で、
入院治療を重ねて最期は苦しんで痙攣しながら亡くなったのを思い出し、
今回はある程度の年齢になったら、
穏やかに家で好きなようにさせて、
好きなものを食べさせてのんびり暮らさせると決めていたのでした。


先生に明日明後日と言われてので、
リビングの隅っこにいたがるのでそこにベッドを作り、
ちょくちょく様子見をしていました。

夜中の2時にタロちゃんの授乳をしたけど異常に胸が張り、
普段しない夜中の搾乳をしようとリビングに行ったら、
たまに少しだけ痙攣が始まっていました。
腎不全による尿毒症です。

これ以上酷くなったら往診してもらって、
鎮静剤を打ってもらおうと思い、
少し呼吸が速くなったももちゃんに声を掛け、

ありがとう
しんどいよね、
もう頑張らなくて良いからね
20歳まで生きてって言ってたけど、
もう充分頑張ったよ
また見に来るね

と二階に上がりました。

具合が悪くなってから触られる事も嫌がり、
隅っこにうずくまっていたのでリビングにそのままにしたのですが、

2階に連れてきたら?
最期はあなたのそばにおいてあげたら?
あなたはそうしたいんでしょ?

とトムに言われてすぐリビングに行ったところ、
明らかにさっきと様子が違い、
取り乱して叫んでいたらトムが走ってきて娘も起きてきて、
最後に耳が少し動いてそのまま動かなくなったかな??

って感じでいつ息を引き取ったのか分からないくらいに、
最後は静かに息を引き取りました。
しばらくして胸に耳を当ててももう心臓の音は聞こえず、
ももちゃんの魂はもうどこかへ行ってしまったのだな…って思いました。

ももちゃんが寝ていた空色のタオルは少し汚れていたので洗濯し、
ももちゃんを2階に連れてきて撫でながらトムは目が覚めてしまったとお酒を飲んでいました。

そのまま霊園を調べてくれて、
今朝連絡して火葬の予約をとってくれました。

思えば急変して1日半、
土曜の夜中に亡くなり、
みんながいる日曜に火葬できるようにこの日を選んでくれたのかもしれません。

ももちゃんの最期の瞬間に立ち会えて良かったです。
そして私を怖がらせないように静かに旅立ってくれたももちゃんの優しさ、
最後まで本当に私に優しい子でした。
妊娠中、夜中のトイレに付き添ってくれ、
階段を振り返り振り返り先導してくれました。
ペットでありながら、
包容力があり私の姉のような存在でした。

娘は、
お母さんの出産が終わって、
産後鬱も終わってももちゃんはほっとしたんやで。
待ってたんやろうね。

と言ってたけど、
本当にそんな風に思います。

私が26歳の時に知り合いから譲ってもらい、
結婚出産離婚と15年間の時間を一緒に過ごしたももちゃん。
寝る時に私の頭の上に乗り、
ゴロゴロや心臓の音を聞きながらいつも寝ていました。
本当に死んじゃったなんて信じられない。
でももう階段の途中に座って私を待っていたももちゃんはもういなくて、
階段を見るたびに涙がでます。
もう家に帰っても玄関まで走ってお迎えにきてくれないんだな…
一昨日の昼は、
普通に買い物から帰った私を、
いつものようにトコトコ走って玄関まで迎えにきていました。


15歳と半年、
本当にありがとう。
賢くて優しくて綺麗で、
本当に素敵な猫でした。




まだ元気な頃のももちゃん。
またいつか。
またね。