今月の演劇鑑賞
10月4日(土) 開演2時
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
「瀕死の王」
作:ウジェーヌ・イヨネスコ
演出:佐藤 信
出演:柄本 明/佐藤オリエ/高田聖子/斎藤 歩/谷川昭一朗/松元夢子
「死が近づいた王と彼の妻や側近たちの姿をユーモラスに描きながら、人生の意味や存在について問う。
国王ベランジェ一世は、第一の王妃マルグレットと第二の妻マリー、そして家臣たちに囲まれ暮らしている。そんな彼にも死の訪れが一歩一歩近づいてくる…。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/4b/b4/10105880833.jpg?caw=800)
思い入れのあるイヨネスコの作品で、出演者も魅力的なので観に行ったけど、何かいまいち面白くなかった。
そういえば佐藤信演出はあまり好みではないのであった。
黒テントより赤テント派?
でもイヨネスコは私には懐かしい思い出なのです。
ウジェーヌ・イヨネスコ(1912-1994)
ルーマニア出身のフランスの劇作家。ベケットと並び賞される20世紀最大の不条理劇作家。代表作に『禿の女歌手』『瀕死の王様』『授業』『椅子』『犀』
昔20才位の時に「授業」というお芝居を観て、物凄いインパクトを受けた。
初めてのイヨネスコ作品はかなり衝撃的でした。カルチャーショックってやつでしょうか。
それでその後、戯曲全集まで買ってしまった。1巻だけだけど。20年以上ぶりに本棚から出して手に取ってみた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/87/35/10105880846.jpg?caw=800)
その戯曲集の1番目の作品が「禿の女歌手」というタイトルだけど、その芝居の中に女歌手は全然出てこない。「UNKO、UNKO、UNKO」と突然連呼するセリフがあって、もう何が何だか訳分かんない世界で、それが1950年に書かれたというのだから、当時の私にとってはもう本当にびっくり!の衝撃でした。
今日の新聞にフランスの演出家のニコラ・バタイユ(82才)の訃報が載っていたけど、彼の演出作品「禿の女歌手」「授業」がパリのユシェット座という劇場で45年間連続上演されているそうです。
いつかパリに行くなどということが万が一あったならぜひ訪れてみたい。
www.bekkoame.ne.jp/ro/artpage/huchette/huchette_1.htm
10月8日(水) 開演2時 シアターコクーン
リンゼイ・ケンプ・カンパニー 日本公演2008
「エリザベスI世 ~ラスト・ダンス~」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/06/e3/10105881494_s.jpg?caw=800)
ダンスの公演と思って行ったのだが、マイム、ダンス、歌、演劇と色々な要素が入っていて、あまり激しい動きのない女王の内面を表現するというちょっと不思議な作品でした。1時間30分と短かったけど、正直ちょっと眠くなった。
10月13日(月・祝) 開演1時30分
劇団民藝「海鳴り」紀伊國屋サザンシアター
原作 藤沢周平 脚本 吉永仁郎 演出 高橋清祐
出演 梅野泰靖、西川明、塩屋洋子、日色ともゑ、他。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/67/98/10105880839.jpg?caw=800)
最近ここ2ヶ月で観た映画(9~10月)
「TOKYO!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/7a/cf/10105880835.jpg?caw=800)
「20世紀少年」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/aa/e2/10105884860.jpg?caw=800)
漫画の愛読者としては、観る前は主役の唐沢寿明がぴんと来なかったけど、結構以外と良かった。
3部まであるそうですが、これ漫画読んでない人にも面白いのだろうか?展開がわかりずらいような気がするけど。一応全部観るつもりです。最後に流れたケンヂの唄がすごく良かった。
「パコと魔法の絵本」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/16/78/10105880840.jpg?caw=800)
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
「瀕死の王」
作:ウジェーヌ・イヨネスコ
演出:佐藤 信
出演:柄本 明/佐藤オリエ/高田聖子/斎藤 歩/谷川昭一朗/松元夢子
「死が近づいた王と彼の妻や側近たちの姿をユーモラスに描きながら、人生の意味や存在について問う。
国王ベランジェ一世は、第一の王妃マルグレットと第二の妻マリー、そして家臣たちに囲まれ暮らしている。そんな彼にも死の訪れが一歩一歩近づいてくる…。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/4b/b4/10105880833.jpg?caw=800)
思い入れのあるイヨネスコの作品で、出演者も魅力的なので観に行ったけど、何かいまいち面白くなかった。
そういえば佐藤信演出はあまり好みではないのであった。
黒テントより赤テント派?
でもイヨネスコは私には懐かしい思い出なのです。
ウジェーヌ・イヨネスコ(1912-1994)
ルーマニア出身のフランスの劇作家。ベケットと並び賞される20世紀最大の不条理劇作家。代表作に『禿の女歌手』『瀕死の王様』『授業』『椅子』『犀』
昔20才位の時に「授業」というお芝居を観て、物凄いインパクトを受けた。
初めてのイヨネスコ作品はかなり衝撃的でした。カルチャーショックってやつでしょうか。
それでその後、戯曲全集まで買ってしまった。1巻だけだけど。20年以上ぶりに本棚から出して手に取ってみた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/87/35/10105880846.jpg?caw=800)
その戯曲集の1番目の作品が「禿の女歌手」というタイトルだけど、その芝居の中に女歌手は全然出てこない。「UNKO、UNKO、UNKO」と突然連呼するセリフがあって、もう何が何だか訳分かんない世界で、それが1950年に書かれたというのだから、当時の私にとってはもう本当にびっくり!の衝撃でした。
今日の新聞にフランスの演出家のニコラ・バタイユ(82才)の訃報が載っていたけど、彼の演出作品「禿の女歌手」「授業」がパリのユシェット座という劇場で45年間連続上演されているそうです。
いつかパリに行くなどということが万が一あったならぜひ訪れてみたい。
www.bekkoame.ne.jp/ro/artpage/huchette/huchette_1.htm
10月8日(水) 開演2時 シアターコクーン
リンゼイ・ケンプ・カンパニー 日本公演2008
「エリザベスI世 ~ラスト・ダンス~」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/06/e3/10105881494_s.jpg?caw=800)
ダンスの公演と思って行ったのだが、マイム、ダンス、歌、演劇と色々な要素が入っていて、あまり激しい動きのない女王の内面を表現するというちょっと不思議な作品でした。1時間30分と短かったけど、正直ちょっと眠くなった。
10月13日(月・祝) 開演1時30分
劇団民藝「海鳴り」紀伊國屋サザンシアター
原作 藤沢周平 脚本 吉永仁郎 演出 高橋清祐
出演 梅野泰靖、西川明、塩屋洋子、日色ともゑ、他。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/67/98/10105880839.jpg?caw=800)
最近ここ2ヶ月で観た映画(9~10月)
「TOKYO!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/7a/cf/10105880835.jpg?caw=800)
「20世紀少年」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/aa/e2/10105884860.jpg?caw=800)
漫画の愛読者としては、観る前は主役の唐沢寿明がぴんと来なかったけど、結構以外と良かった。
3部まであるそうですが、これ漫画読んでない人にも面白いのだろうか?展開がわかりずらいような気がするけど。一応全部観るつもりです。最後に流れたケンヂの唄がすごく良かった。
「パコと魔法の絵本」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/16/78/10105880840.jpg?caw=800)