お金のいらない国という著書を出された長嶋龍人さんの言葉を引用させて頂きます。

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お金のいらない世界に至るまで

お金のいらない世界に至るまでのプロセスを考えてみました。

1.お金とは何かを考える人が増える。
お金は、人間が考え出した道具であり、空気や水のように、本来、人が生きるのに必要なものではない。また、仕事はお金のためにするのではなく、現在の金融システムでお金を貯める競争をしていれば、貧富の差がつくことに気づく。

2.お金の存在しない世界のイメージをふくらます。
お金の存在しない世界では、人々はどういう価値観で、どのような暮らしをしているか、誰もが幸せに生きられる社会のあり方を考える。

3.お金の使い方が変わり、流れがよくなる。
お金は必要以上に貯めず、稼いだお金は誰のために、どのように使うかを考え、それを皆が実践する。

4.世界中の貧富の差、環境破壊がなくなる。
世界中から、飢餓貧困が消える。過度な贅沢や、無駄な労働、自然破壊がなくなる。

5.お金はあってもなくてもよくなる。
お金は単なる交換の道具、物の代用品として流通する。

6.お金がなくなる。
交換をやめることにより、お金の存在が不要となる。

私は、お金のいらない世界を実現させるためには、5の段階が特に重要と考えています。この段階では金融システムの変革も起きるでしょう。放っておいても利息がつくような、金持ちにだけ有利な、不自然なしくみがなくなるわけです。5の段階が十分に成熟してからならお金の存在しない社会への移行は無理なくできるでしょう。

そして、6の段階では交換という発想がなくなり、すべてが与えるだけになります。そしてついに「お金のいらない国」が実現します。

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きっとお金のいらない社会においては何のために労働するかという意識がお金のいる社会とでは全く違うのでしょうね。
お金のいらない社会、今よりももっと開放的で豊かな、、、etcそんなイメージです。


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